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高さ10mの橋で身動きが取れなかったハチワレ猫 10日間ぶりに救出されて命を紡ぐ

高さ10mの橋で身動きが取れなかったハチワレ猫 10日間ぶりに救出されて命を紡ぐ

思わぬ場所へ入り込み、身動きが取れない猫を見ると、どうにかして命を紡ぎたくなるもの。韓国では、高さ10mにも及ぶ橋の下で猫ちゃんが孤立。取材班は目撃者の証言を得ながら、猫ちゃんの救出に奮闘しました。

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猫ちゃんが閉じ込められているのは、高さ10mにも及ぶ橋の下です。目撃者によれば、猫ちゃんは5日間、身動きができない状態なのだとか。

取材班はまず、橋の下で猫ちゃんがどのように過ごしているのかを調査。ドローンを飛ばして、様子を撮影しました。

猫ちゃんは助けを求めるかのように、橋の下でニャニャー。心配した目撃者たちは袋にいれたドライフードを何度も投げ、猫ちゃんにあげようとチャレンジします。

この作戦は偶然、通りかかった男性の助けを得て成功。橋の下にいる猫ちゃんには久しぶりに食べ物を口にすることができました。

一体、猫ちゃんはどうやって橋の下へ入り込んだのでしょうか。取材班が行った目撃者への聞き込みによると、猫ちゃんは橋の上をよく通るコンテナトラックの隙間に入り込み、橋に来た可能性があるそう。

そして、積み荷を降ろす時などに猫ちゃんはコンテナトラックから下車。橋は多くの板を繋げて作られており、猫ちゃんは板の隙間から橋の下へ落ち、身動きが取れなくなってしまった可能性橋があると推測しました。

救助隊は、橋の下から救助を試みることに。おいしい食べ物を入れた捕獲機を設置して、猫ちゃんが現れるのを待ちました。

すると、4時間後、猫ちゃんの姿が!警戒心が強い猫ちゃんは、慎重にトラップへ。しかし、中には入らず、捕獲機の中に置かれたご飯を食べ終えてしまいました。

この救助作戦は、失敗に終わってしまうのか…。救助隊や取材班はそう不安になりましたが、翌朝、捕獲機の中を確認すると、なんと猫ちゃんの姿が!どうやら夜中の間に再びご飯を食べようとして、中に入ってくれたようです。

救出後、心配していた目撃者たちは猫ちゃんに優しく声かけ。猫ちゃんはすぐに動物病院へ送られ、健康状態をチェックすることになりました。

病院では、2歳くらいのオス猫で骨折していることが判明。水分不足により膀胱炎になっており、5日間ではなく、10日もの間、橋の下で身動きが取れなくなっていたことも分かりました。

頑張って生き延びることができた猫ちゃん。未来が明るいものであることを、心から願います。