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日本有数の家具産地である福岡県大川市がこのたび、人間用の家具と見間違うほどのネコ専用ミニサイズ家具、「ネコ家具」を制作しました。
Web上ではネコ家具の発売に合わせ、猫が実際にミニチュアなネコ家具を使用する3本のCM動画が公開され、大きな話題となっています。
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家具関係の工房が150件以上ある大川市は、480年ほど前から伝統工芸の指物、木工はじめガラス、金物、刃物などといった専門の家具職人が集まる地域として知られています。
その歴史は深く、かつては桐箪笥などの婚礼家具を中心に一大産業として栄えていました。
しかし、時代が移り変わり、生活様式が変化していくのと共に生産量などが減していったのです。
こうした状況を打開すべく、近年では若い世代が大川家具を継ぎ、「職人MADE」という旗印のもと、大川家具は技術・品質・デザインが両立されていることを広く知ってもらう為、PR活動に励んでいます。
今回のネコ家具は、「使う人が、だれでも満足するモノづくり」を表現するために製作され、「自由人の代表」であるネコが主役になりました。
人間用と見間違う程の高クオリティなネコ家具は、家具職人たちが持つ技術力の高さを証明する商品ともなっています。
ちなみに、今回製作されたネコ家具は人間用にデザインされた家具を元に制作されており、種類は「ネコソファ」と「ネコベッド」のふたつ。
まず、ネコソファは、広松木工株式会社が自身の会社で作っている「サンタフェ」という人間用の家具を参考にしながら、ひとつひとつ手作業で製作されました。
そして、ネコベッドは立野木材工芸株式会社によって、金具部分を木で作って代用したり、圧着・研磨・組立のすべてを人間用の家具と同様、手作業で製作したりして完成したのです。
精巧なネコ家具はどちらも美しく、カメラがどれだけ寄っても細部まで丁寧に作られていることが分かるのも特徴です。
今回の発売を記念し、職人MADE大川家具「ネコ家具」特設サイトでは、家具職人によるネコ家具製作の様子を記したスペシャル動画&制作秘話が楽しめるようになっているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
また、CM内で使用されたネコ家具は、大川市の情報をまとめた『大川テラッツァ』にて、10月20日(金)~10月29日(日)の期間限定で展示されます。
なお、ネコ家具は実際に購入することも可能です。
「ネコソファ」と「ネコベッド」はそれぞれ別のメーカーさんが製作しておられるため、購入希望の場合は各メーカーに直接問い合わせを行ってみましょう。
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