ある日、投稿者さんは友人から電話を受け、母猫のもとへ行けず、冷たくなっていた子猫を1ヶ月間預かることに。命が絶えないよう、懸命にお世話しました。
友人は、カイロと毛布で子猫を保温。保護時、子猫の体重はわずか94g。投稿者さんは1日5~6回ミルクを与え、排泄介助をしながら子猫を育て始めました。
心配が募り、毎朝、元気な姿を見るまでは安堵できず。生きているだろうか、大丈夫だろうか…とドキドキする日々が続きました。
そんな心配をよそに、子猫は順調に体重が増え、1週間後には150gに。へその緒もとれ、被毛も少しずつ、ふわふわになっていきました。
目が開いたのは、保護から11日目のこと。
まだ、見えてはいないようでしたが、つぶらな瞳の子猫は哺乳瓶に手を添えながら、ミルクを飲むようになりました。
保護から2週間後には耳が大きくなり、少し猫らしい見た目に。1日に飲むミルクの量も増えました。
目が見えるようになった子猫は膝に登り、何かを訴えるかのようにかわいい声でおねだり。飼い主さんをメロメロにしました。
体重が300gを超えたのは、保護から17日目のこと。おちびっ子ちゃんと呼ばれていた子猫は、「ビット」という名前をもらいました。
順調に大きくなってきたビットくんは、自力での排便やキャリーケースへの出入りができるように。よちよち歩き、手にじゃれる姿に投稿者さんは悩殺されました。
保護から22日目には、初めての毛づくろいも披露。離乳食を開始した日には、ウェットフードを3口も食べてくれました。
下の歯が2本見えた日には、投稿者さんも大喜び。
日々、感じられる成長の証にほっこりさせられてきました。
そして、1ヶ月経つ頃には、どこか凛々しさもうかがえる長毛のふわふわ猫さんに!
体重は保護時の5倍となり、見た目もすっかり猫らしくなりました。命が紡がれたビットくんは、そのかわいらしいお顔で優しい里親さんとの出会いを引きよせそうです。