猫好きさん、全員集合!国内最大級の猫オンリーイベント「Lovelyにゃんフェスタ」が、2025年11月1日(土)・2日(日)の2日間、大阪南港ATCホールで待望の初開催を迎えました。

「猫好きによる、猫好きのための祭典」には、開場前から長い列ができ、まさに猫と飼い主さんのための楽園といった雰囲気。100を超えるブースが集結した会場の熱気を、余すところなくお届けします!
本イベントは猫ちゃん同伴OKですが、誰もが快適に過ごせるよう、こまやかなルールが設けられています。
・去勢・避妊手術済みを推奨
・事故防止のため、2〜3日前の爪切りをお願い
・会場内の移動はキャリーやカートで。専用エリアではリード着用も可能 など
他の動物がいない猫オンリーの空間は、安心できる雰囲気です。
見て回るだけで楽しい!人気メーカー&お買い得ブース
会場には大手キャットフード・生活用品メーカーのブースがずらり。新商品のサンプル配布やイベント限定価格での販売が行われ、多くの来場者で賑わいました。会場では、「ドギーマンハヤシ」から企業キャラクターのキャティーちゃんのグリーティングも!

「ペットプロジャパン」のブースでは、多くの飼い主さんが憧れるキャットランニングマシンが特価で販売され、ひときわ注目を集めていました。

また、毎回大人気、超お得すぎて内容は極秘シークレットなアウトレットコーナー「ラブリーブース」も登場。混雑緩和のため時間帯別の「プレミアチケット制」が導入され、一般入場は午後3時30分から。大きな買い物袋を嬉しそうに抱える参加者の姿が、そのお得さを物語っていました。
ひとめぼれ必至!クリエイターの情熱に触れるオリジナル猫グッズをピックアップ取材
このイベントの醍醐味のひとつが、クリエイターによる独創的なオリジナル猫グッズ。50以上のブースが軒を連ね、どれもかわいすぎて目移りしてしまいます。その中で、ねこナビ編集部が作家さんの想いに心打たれた2つのブースを、インタビューと共にご紹介します。
Deepsnow(ディープスノウ)
独学でワイヤーアートを始めて4年。ホームセンターで手に入る黒い針金とペンチだけで、唯一無二の立体作品を生み出すアーティスト、深雪(みゆき)さん。「ボールペンのイラストが立体になったら面白いだろうなと思って」という発想から生まれた作品は、繊細で奥行きのある世界観が魅力です。

創作のきっかけは、「別の用途で大量に余ったワイヤーの活用法を探していたら、このジャンルにたどりついた」とのこと。猫に限らず、犬や金魚など様々な動物の造形制作を手がけ、イベントでは「うちの子をモデルに作ってほしい」というオーダーが最も多いそうです。現在は店舗を持たず、百貨店の催事やハンドメイドイベント、Instagramを中心に活動されています。

ハナとネコ
ネット上のマーケット「Creema」でしめ縄飾りを制作しているアーティストさん。「保護猫を迎えたのがきっかけで、どうしても猫のしめ縄が作りたくなって」と、その想いを語ってくれました。

現在の「猫しめ縄」の美しいフォルムにたどり着くまで、約3年もの試行錯誤が。「水引の髭やしめ縄のカット位置なども少しずつ調整して、今のスタイルになりました」。お正月だけでなく一年中飾れるようにと、コットン素材のモデルにも着手。垂れにくく扱いやすい作品として人気を集めています。東京や名古屋のイベントにも出展し、今回が初の大阪。猫への深い愛情が、作品ひとつひとつから伝わってきました。

うちの子が主役!体験型コンテンツ|SNS発!「#ねこにすと」パネル展&写真スタジオ

Instagramの投稿数が50万件に迫る大人気コミュニティ「ねこにすと」。会場には全国から集まった自慢の愛猫たちの写真パネルがずらりと並び、多くの人がうちの子を探したり、お気に入りの子に投票したりと、リアルとSNSが繋がる空間を楽しんでいました。
また、「トリックアート」を駆使したスマホ専用設計の本格的な写真スタジオでは、季節感あふれる3つの背景で愛猫を撮影できます。お散歩に行きにくい猫ちゃんが立体背景で楽しく過ごす姿に、飼い主さんもニッコリ。
撮影した写真やスマホ内の画像で、Tシャツやエコバッグが作れる「うちの子グッズコーナー」も大盛況。プリント時間はわずか5分で、世界にひとつの推しグッズが完成します。
作る楽しさをお持ち帰り!ワークショップ
実際に自分でモノづくりにチャレンジできるコーナーも。多肉植物をふわふわ猫モチーフの苔玉に植えこむ体験や、キラキラのデコレーションアイテムが作れるレザーアートのワークショップが。Lovelyにゃんフェスタ主催の「にゃんこ貯金箱アート」では、子どもたちが夢中になって、表情からカラーリングまで、自分だけの猫ちゃんをデザインしていました。

また、大型キャットタワーや電動のおもちゃなどを実際に試せる「ねこちゃん用品体験コーナー」もあり、猫たちが真剣な表情で使い心地をチェックする姿は、猫オンリーイベントならではの光景でした。

その他にも、猫カフェから来た猫たちと触れ合えるコーナーや、ためになる講座、キャットショーなど、多彩な企画が目白押し。会場を回るスタンプラリーでゲットできる豪華なサンプルバッグも嬉しいお土産となり、猫と飼い主さんにとって大満足の一日となったようです。
会場では、明日からすぐに役にたつ猫ちゃん知識を得られる「講演会」もたくさん開催されました。次回は「目指せ30歳、猫が長生きするために私たちができること」「猫がご飯を食べない理由と、その背景・対策」講演会のレポートをお届けします。





