冷たい風がふきすさぶ冬の海辺。投稿主さんが出会ったのは、1匹で鳴いている小さな子猫でした。今回は、運命的に保護された親子猫3匹の、波乱と感動に満ちた「保護初日〜2日目」の記録をご紹介します。
冷たい風が吹きつける海岸。投稿主さんは木の根元で、助けを求めるように鳴いていた子猫を見つけたのです。周囲に母猫や兄弟の姿はありません。「おいで」と呼びかけますが、子猫は警戒中。

しかしその後、近くの駐車場で母猫と、もう一匹のきょうだい猫を発見!「このままでは凍えてしまう」と確信した投稿主さんは、親子3匹の同時保護を決行します!

環境が変わって不安なはずの猫たちですが、用意されたご飯を前にすると、子猫たちの本能が爆発!ガツガツという音が聞こえてきそうなほどの勢いで食べる姿は、まるで小さな怪獣のようです。子猫にとって、食事は単なる栄養補給ではなく、「今、最大限にエネルギーを取り込む」という切実な生存戦略なのだと投稿主さんは分析します。

一方で、母猫はピリピリした様子でとっても不機嫌。自分に寄り添おうとする子猫に対して「シャー!」と威嚇する場面も見られました。実はこれ、母猫なりの子離れを促し、自立させるための社会的な線引きではないかと投稿主さん。「感情的に怒っているのではなく、立場や役割をはっきりさせている」と分析します。

また、保護猫を家に迎える上で欠かせないのが、ノミ・ダニなどの駆除です。2日目の夕方には、市販の駆除薬「プロテクトプラス」でケアを行った投稿主さん。

このお薬は、成虫を退治する「フィプロニル」と、卵の孵化を防ぐ「(S)-メトプレン」のダブル効果。保護直後の猫や、投薬が苦手な猫でも、首筋に垂らすだけなので負担が少なくて済みます。子猫はなにをされたのかよくわかっていない様子。

子猫たちの面白いところは、その切り替えの早さです。お皿の下にご飯が転がれば遺跡発掘のように執拗に探し、水をひっくり返して驚いてしょんぼりしたかと思えば……。

おもちゃが登場した瞬間、さっきまでの申し訳なさそうな態度はどこへやら!段階的にですが、最後には「全力遊びモード」に突入しました。

「食べる・満腹になる・眠る」。安全な場所で、この基本サイクルを何の迷いもなく実行できるようになった親子猫。保護されてわずか2日。親子猫の瞳には、恐怖ではなく、新しい世界への好奇心が宿り始めています。これから始まる、温かな家猫としての物語を、皆で応援していきたいですね。





