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野良猫の首に不自然な「輪っか」……保護して判明した正体に「無事でよかった」の声

野良猫の首に不自然な「輪っか」……保護して判明した正体に「無事でよかった」の声

兵庫県猪名川町を拠点に活動するボランティアグループ「プロテクトあにまる」代表の高村友佳さん。先日、首に「輪っか」のようなものをつけた野良猫を保護しました。その様子をInstagramに投稿したところ、猫好きさんたちから「無事でよかった」「なんと、こんなものが!」と反響が寄せられています。

「首に何かついている」餌やりさんから相談

高村さんのもとに届いたのは、地域で野良猫のお世話をしている方からの相談でした。「お世話している猫の首に、何かがついているんです」。

実際に確認すると、確かにその猫ちゃんの首には、なにか輪状のものがしっかりとはまっています。このまま放置すれば食い込み、ケガや命に関わる危険が。しかし、猫ちゃんは人慣れしておらず、直接触ることができないのです。高村さんたちは捕獲機を使用して保護し、病院へ搬送しました。



病院で判明した「輪っか」の正体

病院で鎮静麻酔をかけ、慎重に確認したところ、首にはまっていたのは、なんと「ジョウロの蓋」!どうやら、水を飲もうとして頭を入れた際に抜けなくなってしまったようです。

無事に蓋を外すことができ、猫ちゃんはようやく自由な姿に。鎮静中に、健康チェックやノミ・ダニ予防など、その時にできるケアも同時に行い、猫ちゃんは元気になりました。

外に放置された容器が危険になることも

高村さんは、「きっと喉が渇いて、お水を飲もうとしてはまってしまったのだと思う。苦しかっただろうな」と推測し心を寄せています。過酷な環境で暮らす野良猫たちは、日々、食べ物や水を探しながら生きています。その中で、私たちが何気なく外に置いている物が、思わぬ事故につながってしまうこともあるのです。高村さんは、次のように呼びかけています。

・穴の空いたジョウロや容器を外に放置しない
・猫のために水を置く場合は安全な形状の容器を使う
・できれば自分の敷地内で管理する
(悪意を持っていたずらをする人がいる可能性もあるため、設置場所にも気をつけて)

今回の猫ちゃんは、異変に気づいてもらえたことで大事に至らずに済みました。「何かおかしいな」と感じた時、見過ごさずに行動すること。その小さな気づきが、大切な命を守ることにつながります。野良猫や地域猫たちが少しでも安心して暮らせる地域が、これからもっと増えていきますように。