「愛猫に似合う首輪が欲しい」と思い、おしゃれな猫用の首輪をチェックしている猫好きさんは多いもの。そんな猫好きさんの目を奪い、Twitter上で話題となったのが木野聡子さんが愛猫・ジュウハンさんに作っている首輪。そのクオリティーの高さとジュウハンさんのかわいさが、大きな反響を呼びました!
十字架が刺繍されているリボンを見つけたので首輪にしてみました🧵✂️
レジンでラメ入りの赤色十字架のブローチを作って、リボンの周りにスタッズを装飾。
ゴシック・ニャンド・ロリィタ控えめ。 pic.twitter.com/yTUfHXdI4h— 木野聡子@じゅうはん書店 (@a_kinokino) December 22, 2019
十字架やスタッズがキラリと光るゴシック調の首輪はかっこよさもかわいさも兼ね備えており、黒猫のジュウハンさんをより上品に見せています。
木野聡子さんはもともと、布や刺繍などで絵を描いているイラストレーター。黒猫をモチーフにした作品を制作されたこともあります。
話題になった「黒猫に似合う首輪」をつくるようになったきっかけは、保護猫センターでジュウハンさんに出会ったことが始まり。
保護猫センターで初めに膝の上に乗ってきてくれたジュウハンさんを愛おしく思った木野聡子さんは、家族になることを決意。また、出会ったときから青い首輪をされていたためかジュウハンさんは首輪に対して抵抗感を持っていなかったので、黒猫に似合いそうな首輪を作ることに。
黒猫さんには白い襟が似合うと思ったので、シャツの襟の型紙を改良して、首輪に仕立ててみました。
こうして出来上がった首輪はSNSに投稿し、お披露目。
衿を作って猫の首輪にしてみました。金ボタンがポイント。トラッド風おキャット様。 pic.twitter.com/aT0jueGxuM
— 木野聡子@じゅうはん書店 (@a_kinokino) November 11, 2017
すると、9万いいねを貰うことができ、反響を嬉しく思った木野聡子さんは本格的に首輪制作を始めることにしました。
首輪に使う材料は手芸用品店やインターネットの通販サイトで購入。
もちろん物にもよりますが、材料が揃えば首輪は一週間程度で出来上がるのだとか。その際、木野聡子さんが心がけているのが“首輪の範囲を超えないこと”。
黒猫さんはカワイイ系やスチームパンク、ゴシック系など、なんでも似合うと思いますが、ジュウハンさんに無理強いはしないように意識しています。
また、制作時だけでなく、撮影時にも猫の心に配慮。猫の気持ちを優先しながら首輪制作を楽しみたいと思っているからこそ、ジュウハンさんの機嫌がいい時にのみ嫌がらない首輪をつけ、撮影も3分までにするなど、いくつものマイルールを設けています。
ジュウハンさんはシャッター音を聞くと、にゃーと鳴きながら自らカメラの前に来てくれ、キリっとしたモデル顔を決めてくれます。」
その姿をテキパキと撮影する木野聡子さんは協力してくれたジュウハンさんへおやつのご褒美をあげることも忘れません。ジュウハンさんが心から首輪を楽しんでいるからこそ、木野聡子さんが投稿する写真は人をくぎづけにするのかもしれませんね。
マフラーを編んでミラノ巻首輪にしました。安全のため、首の後ろを折り返しゴムで繋がっています。ミラニャーゼ。
#黒猫 #猫 pic.twitter.com/KiwekBfVKC— 木野聡子@じゅうはん書店 (@a_kinokino) January 28, 2018
現在、木野聡子さんは一点ものとして首輪を制作しているため、販売やオーダーの受付などは考えていないとのこと。しかし、昨年、これまでに制作した18点の首輪を作品集にし、イベントや通販で販売したところ、嬉しい反響が貰えたため、作品が増えてきたら第2段の作品集を制作したいと思っているよう。
ハイクオリティな写真集の販売が、今から待ち遠しくなってしまいますね!
黒猫の美しさを引き立たせる「首輪コレクション」
今回は木野聡子さんがこれまでに作られた、猫愛たっぷりな首輪を何点かご紹介!黒猫の美しさが映える作品の数々を、ぜひお楽しみください。
オックスフォード衿×レジメンタルタイの首輪を作りました。お見合い写真風。 pic.twitter.com/yfnFZnh7UI
— 木野聡子@じゅうはん書店 (@a_kinokino) November 18, 2017
ワイシャツを思わせる白い襟とネクタイを身にまとったジュウハンさんは、まるで「デキる男」。おててをしっかりと揃えて上品さをアピールする姿を見たら、即採用を決めてしまいそう。こんなイケニャンがもし会社にいてくれたら、通勤するのが楽しくなりそうです。
ウィングカラーと蝶ネクタイを作って首輪にしました。クリスマスパーティーの準備はOK。おキャット紳士がお迎えいたします。
#黒猫 #猫 pic.twitter.com/bOXyGVzCfC— 木野聡子@じゅうはん書店 (@a_kinokino) December 15, 2017
ウィングカラーと蝶ネクタイがあしらわれた首輪で、ジュウハンさんはダンディに。こちらをじっと見つめる熱い視線に、世の猫好きさんはクラクラしてしまうはず。エスコートも上手そうなおキャット紳士と、特別な一夜を過ごしてみたくなります。
ご卒業おめでとうございます。学ランの衿を作って首輪にしてみました。にゃん中総代。 pic.twitter.com/82EA6X1f9c
— 木野聡子@じゅうはん書店 (@a_kinokino) March 10, 2018
同じ黒猫飼いさんからも絶大な支持を得たのが、校章をアクセントにした学ラン襟。黒猫だからこそ、学ランを着こなしているようにも見えます。「にゃん中総代」となったジュウハンさんは、その後「ね高校」に進学したよう。
おかげさまで無事、”ね高校”に入学いたしました🌸ご報告まで。 pic.twitter.com/YpVeKw2hyB
— 木野聡子@じゅうはん書店 (@a_kinokino) April 1, 2018
こんな高校なら、素敵な青春が送れそうです!
大の水嫌いですが、体験入隊するというのでセーラーの首輪を作りました。
3年前、呉を訪れた際に出会った「セーラーくん人形」と一緒に撮影。
西日本豪雨被害から一日も早く復旧しますように。
#呉 #海上自衛隊 #黒猫 pic.twitter.com/wIBYNFSIoT— 木野聡子@じゅうはん書店 (@a_kinokino) July 23, 2018
2018年6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に大きな被害をもたらした「西日本豪雨」は、記憶に新しい天災。その際、テレビで海上自衛隊の活躍を見た木野さんは感動し、海上自衛隊の制服と同じ形のセーラー襟を制作。再現率の高い首輪には、復旧の願いもしっかりと込められています。
闘牛士の首輪を作りました。まばゆい黄金装飾。スペインでは闘牛場がショッピングセンターに変わってた。ニャタドール。#matador #闘牛士 #黒猫 pic.twitter.com/ETDZUv5PBU
— 木野聡子@じゅうはん書店 (@a_kinokino) January 27, 2019
まばゆい黄金装飾が光るこちらは、闘牛士をイメージしたもの。
キリっとしたジュウハンさんの表情にも、称賛の声が寄せられました。
「ニャタドール」となったジュウハンさんは、どんな腕前を見せてくれるでしょうか。
木野聡子さんのTwitterやInstagramには他にも、ジュウハンさんの魅力がたっぷりと伝わってくる作品がたくさん。なお、オリジナルサイト「じゅうはん書店」ではジュウハンさんの作品集やグッズが購入できるので、気になる方はこちらも併せてチェックしてみてください。
抜群のセンスを活かして、黒猫の良さを伝える首輪を作り続ける木野聡子さん。今後も、どんな斬新な首輪が生み出されるのかワクワクしてしまいます!