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愛猫のために一軒家を建てた!猫マスターの人気ブログを書籍化した『下僕の恩返し 保護猫たちがくれたニャンデレラストーリー』

愛猫のために一軒家を建てた!猫マスターの人気ブログを書籍化した『下僕の恩返し 保護猫たちがくれたニャンデレラストーリー』

人気ブログ『変顔猫リュックと愉快な仲間たち』にて7匹の愛猫との生活を配信している響介さんは、「猫マスター」という愛称で親しまれている作編曲家さん。

そんな響介さんは愛猫たちをより幸せにしたいと考え、一軒家を建設!ブログで配信していた建築秘話は大きな話題となり、書籍化が決定。2021年6月23日にビジネス社より『下僕の恩返し 保護猫たちがくれたニャンデレラストーリー』が発刊されました。

本書では愛猫たちの写真を交えながら、紆余曲折があった家作り秘話を紹介。

笑いあり涙ありのハートフルストーリーから、読者は猫も人間も幸せに暮らせる共生住宅のコツを学ぶことができます。



著者・響介さんに聞く『下僕の恩返し』の見どころ

響介さんは持ち前の才能と止まらない猫愛を活かし、これまでには『猫がゴロゴロよろこぶCDブック』(高木佐保:著/サンマーク出版)にて猫専用のヒーリングミュージックを制作したり、『猫を飼うのをすすめない11の理由』を発刊したりするなど、マルチに活躍。

今回はインタビューを通して、本作の見どころや後日談などを伺いました。

―本日は宜しくお願い致します。早速ですが、ブログが話題となったことや書籍化を果たしたことをどう感じていますか。
響介さん: もともと書籍化する気満々で記事を書いていたので、とても嬉しいです!

―家を建てようと思われてから、実際に建てるまでにはどのくらいかかったのでしょうか
響介さん: 一年弱くらいです!

―書籍を読ませていただき、個人的にはまさかのトラブルに直面した時のハートフルエピソードが特に心に刺さったのですが、ご自身はどこが見どころだと思っていますか。
響介さん:やはり激ヤバ担当さんの期待値。そして、僕のありえんくらいの無茶振りです。

―猫を幸せにするためなら妥協しない響介さんの姿勢、たしかに素敵でした!紆余曲折あった家づくりですが、今振り返ると、どんな想いを抱かれますか
響介さん:とにかく建てて良かったです。そして、この住宅メーカーにお願いして良かったと、心から思っています。

ハイセンスな仕事部屋も完備

この本を読んで頂いた方が家を建てないまでも、「自分も猫のためにたった一つでも何かしてあげよう!」と思ってくれて、世の中の猫たちがさらに幸せになることを願います!

猫と暮らせる共生住宅に実際に住んでみたら…?

―おうちには様々な工夫を盛り込まれましたが、実際に住んでみて、特にやってよかった・こだわってよかったと感じた工夫は何ですか。
響介さん:やはりスケルトン階段ですね。猫たちをどの角度からも見られるのは本当に至高です。こだわりの広々LDKも、猫が走ってくるのを見られて幸せの極みです。

―なるほど。ちなみに「想像していたのと違った」と思うところはありましたか。
響介さん:天井高が高く広いので寒いと思いましたが、家の作りが良く機密性が高かったのでそこまででもなく、しっかり保温されているのが良かったです。あと、広すぎて猫を見失います(笑)

―猫は環境の変化に敏感な動物なので引っ越し時は不安もあったかと思いますが、引っ越し後、猫ちゃんたちはどんな反応でしたか。
響介さん:直後は「なんじゃこの大空間は…」みたいな顔して、ウロウロしていました。

―今ではもう慣れてくれましたか。
響介さん: 今ではもう僕の居場所はほとんどなく、「みんなのお家」っていう感じです。

―それはよかったです!広くなったおうちで、やりたいことや夢などありますか。
響介さん: 上下運動がさらに活発化されたので、とにかく3階から1階まで使った盛大な鬼ごっこ、広々LDKでのスペシャル猫じゃらし大会をしたいです。

―すごく楽しそうですね!今回の家づくりは愛猫を幸せにしたい、恩返しをしたいという想いから始まったものですが、おうちをプレゼントして「恩返しができた」という気持ちにはなれたのでしょうか。
響介さん: 正直なところ猫たちからもらった「恩」を100%としたら出会い、アパート、マンション、一軒家で、合計1.2%くらいしか恩返しできていないと思っています。

―なるほど!まだまだこれから…という感じなのですね!
響介さん:僕の恩返しの物語は、今始まったばかりです。ここからは山を買う、無人島を買うとステップアップしたいです。本気です。

―壮大な夢、応援しています!これから先、共生住宅を建てる方は増えてくると思うのですが、実際に猫も人も幸せに暮らせる共生住宅を建てた響介さんだからこそ伝えられるアドバイスはありますか。
響介さん:「自分が思っている猫のイメージ」と「実際猫が必要なもののイメージ」は、意外とかけ離れているというのを意識したほうがいいと思います。

―具体的には、どんなことでしょうか。
響介さん:”例えば、「日向ぼっこさせたいからサンルーム」と思いがちですが、毛が白い猫は陽が当たりすぎると皮膚癌のリスクが上がります。人間が良かれと思ってやったことが猫にとってはマイナスに動くことも多々あるので、その辺の確認をしっかりすることが大事だと思います。

―愛猫と真摯に向き合いながら、本当に幸せにできるオリジナルな工夫を盛り込んでいくことが大切ということですね!最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。
響介さん:みんなも猫のために家建てようぜ!

―(笑)ありがとうございます!どちらか一方が快適に暮らせるのではなく、人も猫も幸せに過ごせる共生住宅が増えていくといいですよね。本日はありがとうございました!

猫ファーストや人ファーストではなく、双方が心地よく過ごせる工夫が盛り込まれた響介さんの共生住宅には愛猫を幸せにする工夫がたくさん。ぜひ書籍を手に取り、響介さんらしいテンションで綴られた文章にクスっとしつつ、愛猫との暮らし方を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

下僕の恩返し 保護猫たちがくれたニャンデレラストーリー
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