こちらは猫がたくさん暮らす街、長崎。
あるお宅では、朝から大騒動がもちあがっていました。
ニャア!ニャアア!と響き渡っているのは、子猫の緊迫した鳴き声。
お庭にある使っていない洗濯機の排水口に、子猫のお顔がはまってしまい、抜けられなくなっていたのです!
困り果てたおうちの人は「プロアニマルレスキュー隊」の浦川さんにレスキューを依頼。
レスキュー隊が到着すると、子猫ちゃんは「助けてもらえる」と理解したのか、懇願するような鳴き方に。
レスキュー作業が始まりました。
大きなペンチやハサミを差し入れて、洗濯機の硬い素材を切っていきます。
子猫ちゃんにケガをさせないよう、手でガードしながら作業を進めます。
「助けてもらっている」と理解しているのか、子猫ちゃんは暴れたり鳴いたりせず、お利口にしています。
しばらくして、大きく穴が開いて…?
救出成功です!!
浦川さんがしっかりと胴体をつかまえ、保護にも成功しました!
猫ちゃんも思わずガッツボーズ?
「あなたが助けてくれたのかニャ?」浦川さんのお顔をしげしげと見る子猫ちゃん。
怖がっているような様子はありません。
愛らしい子猫ちゃんの様子に、近所の人が思わず「うちで飼うわ!」。
救出から5分、なんと飼い主さんも決定したのです!
「洗濯機のせんちゃんやな」浦川さんも嬉しそう。
里親さんのおうちには元気なワンコお姉ちゃんがいます。
ワンちゃんは猫ちゃんに興味津々。
ケージが来るまで、せんちゃん(仮名)は、お風呂の中で待機です。
洗濯機の中でもがいていたせんちゃん。
手足がとても汚れていたのでおうちのお兄ちゃんが、洗ってくれました。
洗面所で、今度はおうちの中の洗濯機に近づこうとするせんちゃん。
みんなであわてて止めます。
もう洗濯機に入っちゃダメだよ、せんちゃん。
「ちゃんと救助がわかっているところが賢い」「助かってよかった!」「飼い主さんができてよかったね!」とコメント欄もハッピームードです。
せんちゃんはどんなお名前をもらったのでしょうか。
ワンコお姉ちゃんと仲良く愛情をたっぷり受けて暮らしていることでしょうね。
動画の最後には、別現場からレスキューされた、虐待を受けていた三毛猫ちゃんが、心身が回復していく過程も収録されています。
浦川さんは「猫についての正しい知識や、新しい発見を得てもらえたら」とコメントしています。
また「悲惨な絵の動画もありますが、悲しい猫ちゃんたちを救うため、ご視聴いただき、何かを得ていただけたら本望です」とも。
猫ちゃんの幸せのために奔走する浦川さんも応援したいですね。