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「ゆっくり家族に馴染んでね」飼い主の引っ越しで捨てられた老猫の1ヶ月後に感動

「ゆっくり家族に馴染んでね」飼い主の引っ越しで捨てられた老猫の1ヶ月後に感動

推定10歳以上のボルトくんは2021年8月、投稿者さん宅に引き取られ、余生を過ごすことに。人間から裏切られた経験があるボルトくんが穏やかな老後を過ごせるよう、投稿者さんはたくさんの愛情を注ぎ続けています。

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ボルトくんは元飼い主さんが引っ越した際に捨てられた、老猫。老人性のイボが耳の中にできるため定期的な耳掃除をしに、動物病院へ通う必要があります。

猫にとっても、病院は怖いところ。そのため、病院へ連れていく投稿者さんに、ボルトくんはなかなか心を開いてくれませんでした。

自宅に迎えて1ヶ月経っても、ボルトくんは押し入れの中で、ひとり静かに過ごすのが好き。

時々、部屋に出てきても、耳の治療のため点鼻薬をすると、押し入れに引きこもってしまいます。

しかし、一緒に暮らす中では嬉しい変化も見られるように。ボルトくんは朝になると、他の同居猫と一緒にご飯をねだるようになってくれたのです。

また、人間に甘えることも、少しずつ知ってくれました。自ら甘えられるようになってからは人間用ベッド横の床で朝を迎えることが多くなり、触られることにも、それほど抵抗しなくなったのだとか。

そうした嬉しい変化を投稿者さんは喜び、ボルトくんが最後まで幸せに暮らせるように全力でサポートし続けています。

もしかしたら、ボルトくんの行動が少しずつ変わっていったのは、「ずっと、そばにいてくれる人だっている」と彼自身が学んだからなのかもしれませんね。