360人の飼い主からVIP待遇を受けるキャンパス猫！講義に出席し食堂と専用ハウスまで完備

韓国のとある大学。
一生懸命机に向かって勉強をする学生たちに交じって、もふもふの学生がいます。
そう、それは猫！

彼の名前はテウカンくん。
授業に出るのが大好き。
1時間目の授業では「テウカンくんどう？」と指名され、ちゃんと「ニャーン」と答えました。

講義に飽きるとぷいっと出ていき、次の授業へ出席。
テウカンくんは真面目な学生なのです。

お昼どきになりました。
エレベーターの前できょろきょろと待っていると、学生がボタンを押してくれます。
「彼は学内で一番のVIPよ」

行先はこちら「看護学科事務室」。
大きな声で「ニャーン」「来ましたよ～！」と鳴くと、中から先生がドアを開けてくれました。

お目当てはお昼ご飯。
テウカンくんは、ここのごはんが一番お気にいりなのです。

テウカンくんは学生たちにも大人気。
お友達になりたい学生たちが放っておいてくれません。

「学内360人がみんなテウカンくんのお世話をする飼い主よ」
今はVIP待遇のテウカンくんですが、最初は痩せた迷い猫でした。
エレベーターに乗り込んできたところを保護されたのです。

建物内外に関わらず、キャンパス内をウロウロするテウカンくんのために、学生たちがプレゼントを買ってきました。
なんと、おうちつきのキャットタワーです！
「くつろげる猫専用の場所も欲しいかと思って」

テウカンくんはとっても気に入ったみたい。
「快適ニャ。ずっと卒業するつもりはないニャ」といった様子です。

人懐っこく、とても賢いテウカンくん。
真面目な学生生活を送っていることですから、研究者として活躍する日も近いかもしれません！