ある日曜日の朝、愛犬の散歩へ出かけたジョーさん。「突然、小さな動く毛玉が現れたのかと思った」。それは小さな小さな子猫でした。「何もしなければ、この子は死んでしまう」。ジョーさんは、すぐに子猫を保護。レオと名づけられたその子は、やがてジョーさんの生活だけでなく、心まで大きく変えていくことになります。
手のひらに収まるほど小さかったレオ

発見された当時のレオは、ジョーさんの手のひらに収まってしまうほど小さな体でした。おそらく、母猫やきょうだいたちについていけず、取り残されてしまったのでしょう。

弱々しいレオを前に「父親としての本能が働いた」と振り返るジョーさん。しかし、ミルクやごはんを与えながら懸命にお世話するうちに、「僕は本当にこの子のお母さんになったんだ」と感じるようになったのだとか。
「強くなるもん!」筋トレに同行するレオ

元気を取り戻したレオは、とにかく好奇心旺盛。そして、いつもお腹を空かせていたため、ジョーさんは自分の食事時間に合わせてレオにもごはんを用意し、朝食も昼食も一緒に食べるようになりました。

さらに、体を鍛えるのが好きなジョーさんがジムへ行くときにも、レオは同行。「強くなるもん!」とばかりに、懸垂中にそばで見守ったり、ベンチプレスをするジョーさんのお腹や膝に乗ったりと、すっかり立派なトレーニングパートナーになりました。

ときには運動をまねするような仕草まで見せるレオ。ジムにいるマッチョなお兄さんたちもメロメロです。
救ったはずの子猫が、心を支えてくれる存在に

冒険好きで明るく、何にでも興味を示すレオ。そんなレオは、いつしかジョーさんにとってかけがえのない心の支えになっていました。「レオは僕の心を支え、自分自身を愛する方法まで教えてくれた」。ジョーさんがつらい時期を過ごしていたとき、そばにいて幸せを願ってくれたのがレオでした。

あの日、ジョーさんが救った小さな命。そして今度はレオが、大きな愛情でジョーさんを救ってくれたのです。「僕が最も必要としていたとき、レオはそばにいてくれた。そして僕も、レオのそばにいた」。偶然の出会いから始まったふたりの物語は、助ける側と助けられる側を超えた、深い絆を感じさせてくれますね。





