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「生きていてくれてありがとう」山奥に遺棄された人間嫌いの黒猫が「人好き」になるまで

「生きていてくれてありがとう」山奥に遺棄された人間嫌いの黒猫が「人好き」になるまで

2022年9月に突然、山奥に現れた1匹の黒猫。「猫捨て場」になっている場所に出現したことから捨て猫だと感じた「動物愛護団体キーテイル」は、保護を決意迎。これは、人馴れしていない黒猫が人間に心を許してくれるまでの軌跡です。

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黒猫には、「秋人」という名前をプレゼント。一時は姿を見せてくれなくなった時期があったものの、2023年2月に再会できました。

他猫の保護を計画していた時に、秋人くんは捕獲機の中へ。保護後はケージの中でパニック状態になりながらも、差し出された「指ちゅ~る」をペロペロしてくれました。

しかし、環境に少し慣れてくると人を威嚇するように。鋭い猫パンチも繰り出し、必死に自分の身を守ろうとします。

そんな秋人くんに、投稿者さんは人馴れ訓練を開始。「ちゅ~る」を活用しながら、時間をかけて警戒心を解いていきました。

軍手越しに撫でられたら、次は素手でのナデナデにチャレンジ。そうした挑戦をいくつも超え、秋人くんは徐々に人を受け入れられるように。いつしか、撫でられると気持ちよさそうな表情を浮かべ、名前を呼ぶとかわいく鳴いて甘えてくれるようになりました。

フリー部屋を用意してもらった後はケージから出て、キャットタワーでくつろぐ猫らしい姿も見られるように。

暑い季節や雪が降りしきる中での寒波を乗り越え、人好きになってくれた秋人くん。その強さと愛くるしさを尊く思ってくれる、優しい里親さんに出会ってほしいものです。