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「たらふく食べてけよ!」痩せた野良猫を保護してずっとのおうちに繋ぐまでの一家のストーリー

「たらふく食べてけよ!」痩せた野良猫を保護してずっとのおうちに繋ぐまでの一家のストーリー

ある夏の夜のこと。
ゴミ捨てに行こうとしていた家族のもとに、1匹の痩せた猫がやってきました。

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「この子、お腹がぺったんこじゃないの!」
猫好きの心優しいママは、急いで家からご飯やおやつをを持ってきて、その野良猫に与えました。
子供たちやパパも出てきて、みんなで世話を焼きます。

ずいぶん痩せている猫をかわいそうに思った家族は、保護を決意。
野良猫ちゃんは人馴れしており、大人しくキャリーに入ってくれました。
パパは言います。
「たらふく食べていけよ!」

愛嬌のある野良猫ちゃんに、ママと子供たちは夢中です。
「これもなにかの縁やね、幸せにしてあげるね」
「うちの猫、4匹目になるね!」

パパは慎重派。
「この子は飼わへんかったとしても幸せにしたろ」
「うちにいる間は、たらふく食えよ」
明日病院に連れて行って、それから家族会議をすることになりました。

猫ちゃんも「ここなら安心」と思ったのかリラックスモード。
お水を飲んでくつろいでいます。
関西人でおふざけが大好きなパパを、クールな目で見つめることも。
「そんな目で見んといてパパを」
猫大好きなパパはしょんぼりです。

その後、あけみちゃんという仮名をもらった猫ちゃんは、しばらくして新しい家族のもとへ旅立ちました。
パパの言うとおり「たらふく食べ」て元気になったあけみちゃんを、家族みんなで涙と笑顔で送り出しました。

お腹がすいて助けを求めてきた野良猫ちゃん。
素敵な家族のもとで命をつなぎ、幸せへの一歩を踏み出しました。