家猫の醍醐味・こたつのぬくもりを元迷い猫に味わせたい！飼い主さん自らがお手本を示し大奮闘

特に猫に興味がなかったあるご家族。
そのお宅の裏庭に突然現れた白猫がいます。
スリスリと体をすり寄せるまでになった白猫を「シロ」と名付け、家族の一員に迎えた日から、一家の中心はシロくんになりました。

野良だったシロくん。
家族、特にお父さんは、シロくんにあたたかいこたつを体験させてあげたくてたまりません。

きっとこたつのあたたかさを知らないのだろうと、シロくんに入り方のお手本を見せてあげます。
人間風に足を入れるのではなく、猫流の頭から突っ込むやり方で、こたつに潜り込むお父さん。
突然の人間らしからぬ行動に、シロくん、完全に警戒してしまっています。

今度は作戦変更。
こたつにおもちゃを仕込み、誘い込む作戦です。
シロくん、こたつに猛ダッシュ…しかしすぐに出てきてしまいました。

「あたたかいことに気づいていない？」とお父さん。
もう一度、頭からもぐってお手本を見せますが、シロくん困惑の表情です。

シロくんの可愛いこたつ姿を見たいというお父さんの願いは、この日はかないませんでした。

しかし次の日、こたつに怪しい穴を発見。
そっと覗いてみると、電源のついていないこたつの中で、シロくんがくつろいでいました！

どうやらシロくんはこたつの快適さを理解していたよう。
その日以来、シロくんはこたつはお気に入りの場所となり、そこで眠るようになりました。

「猫とこたつ」という可愛らしい姿を見られて喜ぶ一家。
シロくんも幸せそうです。

お布団をあげてこたつを片付け、掃除機をかける時は、なんだか不満そうなシロくんです。
お掃除が終わるとすぐにこたつにインするのでした。

家族みんなの願いかなってかわいいこたつ姿を見せてくれたシロくん。
これから続く幸せな家猫ライフ、次はどんな初体験がまっているのでしょう。