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母性本能がくすぐられる!なぜか悲しい表情に見える「タレ目×ぴえん顔」の猫ミントちゃん

母性本能がくすぐられる!なぜか悲しい表情に見える「タレ目×ぴえん顔」の猫ミントちゃん

なぜか怒って見えたり、どことなく人間味があふれていたりと、猫ちゃんのお顔は個性豊か。piennekomintさん宅の愛猫ミントちゃんは、しょんぼりとした「ぴえん顔」がデフォルト。

ミントちゃんは雷が鳴ったある日、全身を振るわせて恐怖を表現。

特徴的なお顔も相まって、世の猫好きさんは母性本能をくすぐられてしまいました。

里親募集サイトで“しょんぼり顔にゃんこ”に一目惚れ!

もともと飼い主さん宅では、先住猫のリリィくんとチェリーちゃんが暮らしていたそう。

飼い主さんの実家から子猫を預かった時、2匹はよく面倒を見てくれ、いなくなった後には寂しそうな様子に。その姿を見た飼い主さんは、「もう1匹お迎えしたい」と考えるようになりました。

そこで里親募集サイトをチェックし始めたところ、1匹の“しょんぼり顔にゃんこ”に一目惚れ。その子こそが、ミントちゃん。

当時、ミントちゃんは、まだ子猫。野良の母猫は駐車場で3匹の子猫を出産した後、消息不明に。飼育放棄されてしまったミントちゃんたちは、ボランティアさんの手によって保護されました。

保護されたばかりのミントちゃん(一番下)

初対面時、飼い主さん家族はチャームポイントであるタレ目に胸キュン。

お写真でもしょんぼり顔でしたが、初めて実際に会った時もウルウルのタレ目で。今にも泣き出しそうなお顔に心を撃ち抜かれ、家族全員がメロメロになってしまいました。

保護主さん宅にも先住猫がいたためか、ミントちゃんは飼い主さん宅に来た時、リリィちゃんたちを怖がらなかったそう。それどころか、お迎え後すぐに人間用のベッドで大の字になり、スヤスヤ。

狭い場所から出てこない場合もあるだろうけれど、そっとしておいてあげようと家族で話し合っていたので、お腹を丸出しにする姿を見て、大物になる予感がしました。

また、リリィちゃんたちも比較的早い段階でミントちゃんを受け入れてくれたため、気配りをしなければ…と意気込んでいた飼い主さんは拍子抜け。

多頭飼いについては事前にたくさん勉強しており、初めは住む階やケージを分ける、どんな時も先住猫を優先するなど気をつけるつもりだったのに…(笑)

意気投合した3匹は、一緒に寝たり遊んだりして絆を深めるようになりました。

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幸せすぎて困っちゃう!ぴえん顔にゃんこのアクティブな日常

“ぴえん顔”のミントちゃんはどこか、か弱い印象を与えますが、実際はやんちゃでお転婆な性格。

毛玉ボールやおもちゃを追いかけ回して遊ぶのが大好きで、飼い主さんが寝ていると、顔におもちゃを落として遊びのお誘いをすることも。

先住猫たちはおもちゃを奪いに来たりせず、少し後ろから様子を伺ってくれることが多いです。しっぽでじゃらしてくれることもあり、なんて優しいんだろうと驚かされました。

また、かなりの甘えん坊さんで、人間を後追いしたり、離れた場所から名前を呼ぶと、すぐに駆け付けたりと家族のことが大好き。

でも、お客さんが来ると身を潜め、階段から様子を伺います。家族にしか心を許していない様子に、ちょっぴり嬉しくなります。

なお、基本的にはしょんぼり顔であるものの、一瞬だけキリっとする時がミントちゃんにはあるそう。そんな姿を見られるのも、飼い主さん家族の特権です。

私自身、おっちょこちょいで、よく失敗をしてしまうのですが、そんな時にミントがぴえんなお顔で寄り添ってくれると悲しみを共有してくれている気がして、いつも癒されています。

そう語る飼い主さんは仲睦まじい3匹の絆にも日々、ほっこりしているよう。

リリィは今でもお父さんのように、毎日毛づくろいをしたり、しっぽでじゃらしてあげたりと、甲斐甲斐しくお世話をしてくれています。まだ小さい赤ちゃんだと思っているのかもしれません。

一方、チェリーちゃんとはトムとジェリーのように楽しい追いかけっこをする仲に。

毛づくろいはせず、ベッタリ一緒にいることもあまりないのですが、気が付いたら、そばにいる不思議な関係です。ちょっかいを出すのは、いつもミントから。運動不足とは無縁の2匹です。

温かい人家族と猫家族に囲まれ、スクスク成長しているミントちゃん。その困り顔からは「幸せすぎて、どうしよう…」という嬉しい悲鳴が発せられていそうです。