スコティッシュフォールドのノアくんのおうちに、とっても珍しい茶トラの女子、保護猫こまちゃんがやってきました。茶トラ柄でメスが生まれるのはとても珍しいと言われているのです。しばらく別部屋でお互いの存在になれさせていましたが、今日が初対面の日です。
ノアくんのいるお部屋にケージを移動。そっと毛布をとります。「仲良くできるかな」。心配しきりの飼い主さんです。小さな猫が現れたことにびっくりして、思わずシャー!と威嚇をしてしまうノアくん。
子猫のこまちゃんの方はいまいち緊迫感がわかっていない様子。ノアくんがじっと監視をしてくる中、よくわからずに眠気に襲われています。
しばらくするとノアくんは反対側に回って、こまちゃんケージに手を入れました。シャー!と威嚇をしているものの、触り方はとってもソフト。警戒はしているものの優しくしなくてはいけないことは分かっているようです。
ノアくんの優しい様子にほっとした飼い主さん。次の日には、こまちゃんを外に出して様子を見てみることにしました。すぐに仲裁に入れるようにしながらも、基本的には見守る方針です。なぜか飼い主さんの周りをぐるぐる回る2匹。
こまちゃんを気にしていたノアくんですが、途中でこまちゃんが残したご飯を食べ始めました。ふさふさのしっぽに興味を引かれるこまちゃん。「お兄ちゃんのしっぽ、おもしろい」という声が聞こえるかのようです。
穏やかな対面でしたが、途中でノアくんがこまちゃんをロックオン。少し本格的な威嚇を始めました。こまちゃんもちょっと怖がっています。「うーん、仲良くなれるのかな」。これから先を心配する飼い主さんです。
しかしその数ヶ月後、アップされた動画には2匹の仲の良い姿が映っていました。毛づくろいをしあうノアくんとこまちゃん。飼い主さんは思わず涙ぐんだと言います。
まだ子猫のこまちゃんはあまりよくわかっていないようですが、先住猫のノアくんにとっては小さな子猫がやってきたことは大事件!どちらもとってもいい子です。仲良くなれて本当に良かったですね。