引越しで捨てられた元飼い猫──“6年の野良生活”を経て辿り着いた「第2のニャン生」に涙

森の中で1匹の猫を見かけるようになった女性は、保護を決意。捕獲機を仕掛けましたが、猫ちゃんには深い想いが…。実は猫ちゃん、6年前に引っ越して自分を置き去りにした家族の帰りを待っていたのです。事情を知った女性はより一層、保護への想いが強くなりました。

猫ちゃんは目に炎症が起きており、上手く開けられない様子でした。寒さが厳しい冬を、どうにか乗り越えてほしい。そう思い、女性は野外シェルターとご飯を食べられる場所を用意したそう。

女性は毎日、その場所へ行き、猫ちゃんの様子を見守りました。

猫ちゃんは賢く、捕獲機には入ろうとしません。そこで、女性は少しずつ距離を縮めることに。猫ちゃんに近づき、話しかけたり、撫でたりするようになったのです。

あなたを保護してもいい…？ある日、女性は猫ちゃんにそう聞き、後ろから首を掴んだそう。すると、猫ちゃんは抵抗せずに抱き上げさせてくれ、保護することができました。

保護後、猫ちゃんは手術を受け、目が開けられるように！女性が撫でると、無防備にお腹を見せ、うっとりとした表情を見せてくれます。

6年間も頑張って生き延び、再び人間を信じてくれた猫ちゃん。これからは、安心できる環境の中で存分に家猫ライフを楽しんでね。