「いつでも好きな時に好きなだけ食べられたら幸せなのにな~」と思うのは、人間も猫も一緒。そんな夢をかなえてしまったのが、茶トラ猫のコハク8号くんです。
コハク8号くんのおうちでは、自動給餌器を使用している様子。これでは、食べ放題というわけにはいかないのでは…?と思いますよね。しかし、そこがコハク8号くんの天才的なところ。まず、ロックボタンを肉球で長押しします。しっかり5秒、タッチし続けるのです。

英語でアナウンスが流れます。「ロックが解除されました」。すると、コハク8号くんは、隣の給餌ボタンを押します。こちらも5秒、確実に長押し。すると再度英語でアナウンス。「ごはんの時間ですよ~!」。なんと、この複雑な段階をふんで、自分でロック解除してごはんを出すことができるのです!

からからからーん!カリカリが出てくる音がすると、駆けつけてきたのは、あとから家にきた妹分、すずめちゃん。野良出身のすずめちゃんはとっても食いしん坊なので、コハク8号くんは、こうやってすずめちゃんのために、ごはんをだしてあげるのです!

コハク8号くんはちょっとだけ食べて、「あとは食べな」とばかりに、すずめちゃんにごはんを譲ります。コハク8号くんは、自分のためにごはんを出しているのではないのです。なんと男前なのでしょう。

TVにも出演したコハク8号くん、そのロック解除の腕を見た人たちから「AI動画じゃないの!?」などのコメントが届いたそう。飼い主さんは疑惑を晴らすためにこの一連のロック解除動画を投稿しました。その天才的な賢さのみならず、妹猫のためにごはんを出してあげる優しさにも、感動する人が続出。「長押しをマスターしてるってすごくない!?」「日本人より英語を理解してる!」「賢いうえに優男なんて沼る!」と絶賛が届いています。あとは、飼い主さんが食べすぎ防止のために、どんな対策をするか、ですね。コハク8号くんに破られない防御はあるのでしょうか…?





