ギリシャで保護猫活動をしているチャーリーさんには、心強い仲間がいます。それは大きな愛犬・マーリィくん。
なにも分からないヨチヨチ歩きの子猫たちは、すぐにマーリィくんに近寄って、抱っこしてもらおうとします。「あったかいな」「お父さんみたい」

しかし賢く優しいマーリィくんは、最初は戸惑っていました。「こんな小さな子猫、どうすればいいんだ!?」チャーリーさんは優しく声をかけます。「怖くないのよ、この子たちは赤ちゃんだからぬくもりが欲しいの」マーリィくんは乱暴なことはせず、その場をそっと離れることもあれば、じっと子猫を受け入れてあげることもありました。

だんだんと子猫のことが分かってきたマーリィくんは、子猫たちを守るべき存在と思うようになった様子。子猫たちがにぎやかに朝ごはんを食べる時間になると、側で警備をしてくれるようになりました。

マーリィくんは30匹以上の子猫たちを見守り、ガードしています。子猫たちは、マーリィくんのそばで安心して遊ぶのです。

チャーリーさんはそんな賢くて優しいマーリィくんを誇りに思っています。「かわいい子猫たちはもちろん、頼りになるマーリィを本当に愛してるわ」保護猫育てを通して、チャーリーさんとマーリィくんの絆はいっそう深まったようです。





