今日はラフが退院して4日目。
朝1番にラフの姿を確認して身体に触れる。
良かった、あたたかい、温もりを感じられた。
退院してきた日、横たわるラフを見て
「そうよ、ゆっくりね。
もうお家でゆっくり過ごそうね」
と心の中で、そして声に出して
何度も自分に言い聞かせた。
退院して来た日は何も起こらなかった。
何かが起こることを想像出来ないくらい
ラフは静かだった。ただ、呼吸は荒く感じ
その音だけがやけに耳についた。
退院して2日目。
昼過ぎにおしっこをした。驚き…。
それから水を飲んでトイレ、
水を飲んでトイレの繰返しで
24時までの間に13回もおしっこをした。
毒素がどんどん排出されている!
嘔吐も止まった。
それは希望の光だった。
(血液検査の結果を載せたツイートで
腹水はたまってないとメモ書きしていますが
誤りです、すいません。)
でも食欲は戻らず
たまに歩く姿は弱々しいままだった。
そして、3日目。
朝、ラフはカリカリが入っているお皿を
じーっと見ていた。
お皿割れるよって言いたくなるくらい
じーっと見ていた。
ご飯は5日間も食べていない。
「そろそろいかがですか?」と
心の中で超・超おオススメした。
すると、
ラフの顔がお皿の中に吸い込まれていった。
カリッ・・・。
食べた!食べた、食べた、食べたー!
寝ている家族を今すぐ叩き起こしたいくらい
とても嬉しかった。
ラフは急性腎不全の中でも
尿路に原因があったと思われる。
この若さでは稀らしく、
尿道ではなく尿管に結石がある
可能性が高いのがまた厳しかった。
今回何らかの要因で尿管閉塞が解除され
最悪の事態が避けられたことは
退院時の状況からみても
信じられないくらいの展開とのこと。
ただ、
この数日間で腎臓がダメージを受けているので
後遺症として慢性腎不全の可能性は
高くなっている。
でも、今目の前にラフが居てくれること、
ありがたく、奇跡的なこと。
この数日間、
1分1秒がとても短く感じていたから、
こんな穏やかな時間が戻ってくるとは
思っていなかったから、
だから、今は今のままで・・・ありがとう。
⬇️このポーズも久しぶりにしてくれました♪
そして、
この度、皆さまからいただいた
たくさんの温かい励ましの言葉は
今も私を支えてくれています。
優しさと力をもらい前を向くことができました。
本当にありがとうございました。