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小学生だったお兄ちゃんと濡れそぼった子猫が、ともに立派に育った姿に感動!愛嬌あふれるピョンタ・フロスキーくんの日常

小学生だったお兄ちゃんと濡れそぼった子猫が、ともに立派に育った姿に感動!愛嬌あふれるピョンタ・フロスキーくんの日常

猫ちゃんが飼い主さんのもとへやってくる経緯はさまざま。
「偶然」ではなく「必然」だったのだと感じる、運命的な出会いも多いものです。
今回のストーリーの主人公は長毛&大型猫のピョンタ・フロスキーくん。
2011年の9月1日に、大好きな「お兄ちゃん」と出会いました。

台風が迫る雨のなかの出会いから11年、立派に成長した僕ら

飼い主さんは、雨の日になると、ピョンタくんとの出会いを思い出すのだとか。
その出会いは本当に突然でした。

台風がせまる雨のなか、息子と歩いていました。「ママー!猫ちゃん!」の声に振り向くと、息子の足元に本当に小さな子猫がいて。どこから現れたのか全く分からず、近くに親猫がいる様子もなく、小さく震える子猫にただ戸惑いました。

息子さんは触ることもできないながらも、濡れそぼっている子猫にそっと傘をさしかけました。
「ママ、この子どうしよう?」
これから台風の風雨が激しくなる、ここに放っておくことはできない――。
飼い主さんは保護を決意したのです。

それから11年あまりの時が過ぎ、ピョンタくんはとっても大きくて元気な猫ちゃんに成長しました。

モフモフで大柄なピョンタくん

そして、あの雨の日にピョンタくんの「お兄ちゃん」となった息子さんも、立派な青年になったのです。

小学生用の黄色い傘を処分する際、記念にとった2ショット

ピョンタくんが元気に大きくなったこと、そして「お兄ちゃん」がすっかり頼もしく立派な青年になったことに、感動を覚えた人は多かったようです。

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とっても賢いピョンタくん、「お兄ちゃん」の弟として愛情を受ける日々

ある時、みんながピョンタくんの賢さとお兄ちゃんへの愛情に驚いた出来事があったのだとか。
小学生のある日、なにかちょっといたずらをしてしまったお兄ちゃん。
みんなから「ダメだぞ」と注意をうけていたのだそう。そのとき…?

いつもは全く悪さをしないピョンタが、急に花瓶を倒したのです。おそらく、さらに悪いことをすれば自分が叱られるから、気をそらして息子を助けたかったのでしょう。それを見て猫嫌いなおじいちゃんさえも、この猫は利口だなと感心していました。

そんなピョンタくんとお兄ちゃんは、大きくなった今でもとっても仲良しです。

隣に並んで一緒にごはん

大きくなってからは、いつもべったりすることはありませんが、時々猫吸いをされています。お兄ちゃんには甘いようで、何をされてもされるままですが、あまりに度が過ぎると「ヤメレ!」と手で押し返して抱っこ拒否をします。弟を好きすぎるお兄ちゃんに、弟が抵抗するような感じです。

飼い主さん家族も、みんなピョンタくんを家族の一員として、人間のように見ています。
「ご飯よ」と飼い主さんが家族に声をかけると、ピョンタくんは一番に来て専用の椅子におすわり。
また、テーブルの上に大好物のお刺身が置いてあったとしても、取り分けて自分のお皿に置いてもらえるまでちゃんと待てるのだそう。

爪研ぎも決まったところでしかしません。お手もできるし、扉も簡単に開けます。在宅勤務のパパが終業時刻を過ぎても部屋から出てこないと催促したり、お兄ちゃんの帰りがいつもより遅いと玄関で鳴いたりします。言葉や時間も、おおよそ理解しているような感じがします。

「猫であることが不思議な感じ」と話す飼い主さん、次男坊のような気持ちで接しているのだそうです。

お風呂大好きなピョンタ・フロスキーくんとこれからの暮らし

そんなピョンタくん、ピョンタ・フロスキーという名前のとおり、お風呂が大好きです。

冬至には柚子風呂に

といっても、お風呂では湯船に浸かるわけではありません。
バスタブの縁に座ってお湯を手でカキカキしたり飲んだりするのが大好きなのだとか。
打たせ湯のように上からお湯を流すと顔を突っ込んでくることもあるとのことで、濡れてもへっちゃらな様子です。

お風呂場自体も好きで、浴室乾燥をかけている時は自分で扉を開けて入っていることがよくあります。暖かくて湿度があって気持ちいいのか、バスタブで伸び伸びくつろいでいるので、ホットヨガと呼んでいます。

そんな健康意識の高いピョンタくんですが、11歳になる半年くらい前から、慢性的な副鼻腔炎になっているのだそう。
投薬やネブライザーに通って、注意深く様子を見守ってもらっています。

お兄ちゃんが病院に連れて行ってくれる日もあります。
ピョンタくん、サンタ風のおめかしして嬉しそう。

毎日「おはにゃーん」と朝のツイートをしているピョンタくん。
クリスマスやお正月、はたまた季節の野菜シリーズなど、バラエティ豊かなご挨拶が素敵です。
これからも日々のことを発信していければと思っているそう。

11年前、どこからかやってきて「お兄ちゃん」を選び、助けを求めたピョンタくん。
ともに育ちあった「お兄ちゃん」の弟として、そして家族の一員として、これからも、季節を楽しむピョンタくんの発信を、毎日楽しみに待ちたいですね。