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7年間に渡って“島にゃんこ写真”を撮影!SNSで80万人以上から支持される人気写真家simabossnekoさん

7年間に渡って“島にゃんこ写真”を撮影!SNSで80万人以上から支持される人気写真家simabossnekoさん

旅先のとある島で出会った猫たちに魅了され、2017年から島で暮らす猫の写真を撮影するようになったsimabossnekoさんはインスタグラムTwitterの総フォロワー数80万人超えを誇る、人気写真家。

島民とコミュニケーションを取りながら写し出したその写真には、伸び伸びとした島にゃんこの姿が収められており、見る人の心に刺さります。

島民と交流しながら7年間撮りためた“島猫写真”

たくましくもかわいい猫の仕草や表情を写真に収めたいと思っているsimabossnekoさんは春・秋・冬の各季節に島へ。1年間のうち4ヶ月ほどを撮影に費やしています。

猫たちの自然な姿を捉えるべく、撮影時には大きな音を出さない、急に大きな動きをしないことを意識。近寄ってくる猫は背中などを優しくさすり、警戒心を解いてから被写体になってもらっているそう。

ご主人がいる時は、撮影の許可をいただきます。ご主人が近くにいると、より伸び伸びとした自然な姿が撮影できるんです。

これまで撮影してきた、島にゃんこ写真は数知れず。作品は、『日本の島のごきげんな猫』(エムディエヌコーポレーション)や『キス猫 – すりすり、ぎゅっ、と。』(ワニグックス)などのフォトエッセイに収録し、発表。

多くの人に、島で暮らす猫の無邪気さや意外な姿を伝えてきました。

その中でも、自身にとって特に印象的だったのは、いつも同じエリアで暮らす2匹が桜をバックに毛づくろいをしていた時のツーショット。

遠くの山では鶯の声もしており、穏やかな島の、のどかな光景でした。

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また、色鮮やかな大漁旗を掲げるお正月に撮影した鼻チュー写真も特別な一枚。

まるで、「今年もよろしく」と新年の挨拶をしているかのような光景に、simabossnekoさんは心和まされたそう。

島では、猫と異種動物の微笑ましい光景が見られることもあります。

この茶白猫は、身体の大きなヤギが大好き。休憩中の彼を見つけると近づいていき、背中にスリスリ。頼りになる大きな猫と思っているのかも知れません。

郷愁を想起させる島の景色と、昔から島の漁港で大切にお世話されているたくましくもかわいい猫たちの姿が合わさった光景は、なかなか見ることができないもの。

だからこそ、simabossnekoさんはそうした写真をとらえることに大きな魅力を感じており、島猫たちが暮らしやすい環境が壊れないよう、触れ合う時はゴミを持ち帰る、車の来るところで撮影しない、猫を追いかけまわさないなどのルールを守ってほしいと語ります。

島の方には挨拶をし、許可を得た上で撮影してほしい。猫さんを無理やり抱っこせず、愛情を持って優しく接してもほしいです。

島で暮らす猫だけでなく、自然豊かな島自体も愛しているsimabossnekoさんは、2023年2月22日(水)、集大作とも言える『島にゃんこ』(ワニブックス)を発売。

本作は、初の夫婦共著作。7年間に渡って撮影した、選りすぐりの光景が収録されています。

島猫たちの愛情表現や愛らしいしぐさが満載の写真集となりました。島に住む方々が作り上げられた、美しい島の景色と共に楽しんでご覧いただきたいです。

本作の魅力をそう話すsimabossnekoさんは、自分たちが撮影した島猫写真に寄せられる反響を嬉しく思っています。

いつもsimabossnekoとぺにゃんこのSNS投稿、作品をご覧いただきありがとうございます。これからも、私たちの作品が癒しになれば嬉しく思います。

自然豊かな島の中で、人から愛されながら生を全うする島猫たち。その姿を追い続けるsimabossnekoさんの写真から今後も目が離せません。

島にゃんこ
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