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飼い猫から捨てられて…人懐っこすぎる地域猫、新しいおうちで「うちの子記念日」

飼い猫から捨てられて…人懐っこすぎる地域猫、新しいおうちで「うちの子記念日」

お花が茶色いコアラくんは地域猫。
ボランティアさんの見立てでは、飼い猫時代を経て捨てられたのでは…とのこと。

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なぜなら、コアラくんはとっても人懐っこく、どんな人間でも信頼してしまうのです。
警戒心の薄い猫は地域猫として生きていると、悪い人間の虐待のターゲットになることも。

心配したボランティアさんはコアラくんを保護して里親さんを探しました。
そこで投稿主さんと出会い、里親になることになったのです。
投稿主さんのおうちには豆太くんと小豆ちゃんというきょうだい猫がいます。
お迎え用のキャリーバッグが気になる2匹。

コアラくんのためのケージにも興味津々です。
「だれか来るのかな?」「新入り猫かしら?」

次の日、コアラくんは病院での初期治療をすませ、投稿主さんのおうちへやってきました。
新生活はまずはケージの中から。
「ゆっくり慣れていったらいいんだよ…」と気遣う投稿主さんの前で、いきなりカリカリを食べだすコアラくん。
「肝が据わってるな」と投稿主さんもびっくりです。

対面は人間の家族から。息子さんや娘さんになでてもらって、嬉しそうなコアラくん。
実は地域猫時代には、娘さんに懐いてついて回っていたこともあったそう。

いよいよ、猫家族との対面です。
豆太くんと見つめ合うコアラくん。
でも威嚇したりはしません。
コアラくんがそっと目をそらし、穏やかな初対面となりました。

次に好奇心旺盛な小豆ちゃんがやってきました。
なんと至近距離までお互いお顔を近づけます。
「こんにちは!」
こちらも威嚇などはなく、いいコミュニケーションをとれたようです。

これが2020年7月のこと。
コアラくんは投稿主さんの「うちの子」になって3年目の夏を迎えました。
猫家族も2匹増え、とても賑やかに暮らしています。
成猫や老猫は、なかなか引き取り手が見つからないのが現状。
ニャン生の最後くらいは、居心地のいいおうちで、愛情を一身に受けて幸せに過ごしてほしい――。
投稿主さんはそう願っています。