夜中に子猫の鳴き声を聞きつけた投稿者さんは朝方、捜索を開始。雨の中、懸命に探しましたが、姿は見えず…。しかし、翌朝の通勤時、思わぬ事態に遭遇。なんと、車内で流していたBGMに紛れて、子猫の声が聞こえてきたのです。
子猫の声を耳にした投稿者さんは近くの空き地で車を止め、ボンネットを開けることに。すると、そこにいたのは薄茶色の子猫でした。
投稿者さんは保護をしようと試みましたが、子猫は空き地の裏にある民家へ逃走。会社に事情を説明すると、上司は子猫を捕まえて病院へ連れて行ってから出勤するよう、気遣ってくれました。
投稿者さんは民家の家主に許可を貰い、子猫を探しましたが、捕まえることはできず。民家の隣にはトラックがよく通る大通りがあるため、心配だけが募りました。
その後、捕獲機を購入するも、保護は難航。同時期、子猫が逃げこんだ民家の住人が亡くなったという知らせを受け、投稿者さんは保護を急がねば…と焦るようになりました。遺族の出入りが激しくなることで子猫が警戒し、さらに保護が難しくなることを避けるためです。
来る日も来る日も、子猫の保護に出向く投稿者さん。すると5日目、ついに子猫の姿を確認することができました。
明日は雨だから、何としても捕まえたい。そんな願いが通じたのか、子猫は見事、捕獲機の中へ。
投稿者さんはすぐに動物病院へ連れて行き、健康状態を検査。子猫は体重800gほどと小さいものの、元気な声を響かせていました。
おうちでの生活がはじめると、子猫は警戒していた頃が嘘だったかのようにすり寄り、甘えてきてくれたそう。
ケージの中でやんちゃな姿も見せ、投稿者さんを笑顔にしました。
何としても子猫を幸せにしたいという投稿者さんの猫愛があったからこそ、紡がれた小さな命。これからも元気にスクスクと育ちますように。