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好奇心旺盛な猫は、興味を持ったものにとことん夢中になることがありますよね。
そんな中でも、今twitter上を賑わしているのが、スナック菓子をなんとか強奪しようと試みている白猫ちゃん。
絶妙なバランス感覚を生かしながら、菓子袋に触れようとしています!
猫がスナック菓子の袋をかじるので、手の届かない場所へ吊るした結果・・・手が届いてしまった例 pic.twitter.com/7b5N3znlUI
— Sino'a (@SinoFue3) 2017年6月15日
おててを必死に伸ばして頑張る姿は、食べのに対する熱い執念を感じますね!
にゃんとも器用なポーズを披露してくれるこちらの猫ちゃんは、生後9ヶ月の小白(こはく)くん。
普段の性格は、目が合うだけで鳴いたり、抱くとずっとゴロゴロ音を響かせているほどの甘えん坊さん。
少し慎重な所があるそうですが、好奇心と食欲に負けることも多いのだとか(笑)
そんな小白くんは、普段からパッケージの噛み心地が好きなようで、人目が無いのを見計らって穴だらけにしてしまうそう。
その理由は、おそらく子猫の頃に「イカ軟骨」の袋を破ってつまみ食いに成功したからだそうですが、スナック菓子のようなパッケージであれば、中身にはこだわらないようです。
ちなみにツイート写真を撮影した後は、フックが少しずつ手前にずれて口が届きそうになったので、その後すぐ取り上げたところ、諦めて下へ降りたそう(笑)
そして、小白くんの執念を感じた飼い主のSino’aさんはフォロワーさんからある質問が来たため、お遊びも兼ねて、対策を試みたことも。
「天井に貼りつけたらどうなるのか」という質問をいただいていましたが、このように左足を離さなければ余裕なのです。と、猫が申しております pic.twitter.com/pMe6U2bw4S
— Sino'a (@SinoFue3) 2017年6月15日
こちらを見ながら手を伸ばす小白くんは、まるで「このくらい余裕だよ」と言っているようにも思えますね。
Sino’aさんいわく、小白くんは手が届かない場所へ菓子袋をずらしても気になってしまうようで、カーテンをよじ登って飛びかかりになることもあったのだとか。
そのため、次回からは蓋つきの箱の中に入れることで対策をしていこうと思っているそうです。
そんな小白くんは他の猫ちゃんと同様に、子猫の頃からネズミのおもちゃやビニール袋で遊ぶのが好きなのだそう。
獲物に見立てられたおもちゃに思わず狩猟本能がうずいてしまうのは、小白くんも同じなようです。
そして普段からバランス感覚もよく、チュールをあげると必死になって後ろ足二本で立つこともあるのだとか。
さらに、キャットタワーのポールを駆け登ったり、こんな風に天井近くのハンモックで寝ているため、両腕も鍛えれているよう。
寝付けないので布団に転がって漫画を読んでいたわけですが、そんな様子をタワーの上から眺めてて力尽きた猫が、これです。 pic.twitter.com/8TPMzvbdHs
— Sino'a (@SinoFue3) 2017年4月10日
頭上に広がる小白くんの安心しきったお顔は、見ている側にもリラックス効果を与えてくれそうですね!
また、野良だった時の名残りなのか、食べ物への執着心が強く、おいしいご飯を食べると時々尻尾が爆発してまうこともあるとのことでした(笑)
食べることが大好きな小白くんは、もしかしたら新たなグルメを探し求めているのかもしれませんね!
出会いのきっかけは里親募集サイト!
天真爛漫な小白くんとSino’aさんが出会ったのは、里親募集サイト。
ボーカリストとしても活躍中のSino’aさんは保護猫活動もされており、実家で飼うための子猫探しを頼まれていたそう。
そうした中で出会ったのが、工場で生まれた子と、里親募集サイトで状態が悪かった小白くん。
同時期に募集されていた2匹でしたが、実家では女の子を欲しがっていたため、男の子だった小白くんはSino’aさん宅で暮らすことになったのです。
小白くんは当時、猫風邪(猫ウイルス感染症)を患い、体にノミもいたため、Sino’aさんは部屋を隔離して治療に専念されたそう。
猫風邪の影響で右目が腫れ、角膜潰瘍になっていた小白くんは後遺症が残る可能性がありましたが、3本の点眼薬を毎日3回投与したかいあって、今のようなきれいな瞳になったのです。
しかし、涙目は完治するかどうかわからず、目の周りや鼻が汚れてしまうので、現在もSino’aさんは毎日こまめに拭くことを徹底されているよう。
響きが素敵な「こはく」という名前も、「右目も左目と同じように綺麗な琥珀色に治るといいな」という思いを込めてつけられたとのことでした。
そんな小白くんはもともと野良猫だったため、人を見ると「シャー!」というような子猫だったそう。
保護主さんに保護されたときは噛みつき、Sino’aさん宅に来た当初もシャーシャーと鳴いていたそうですが、現在では抱っこが大好きなベタベタ猫に大変身してくれたよう。
時にはボイスチャットをしているSino’aさんの横で、こんなふうにリラックスしていることも。
ボイスチャットをしていると時々、特大サイズのニャーが入る理由 pic.twitter.com/IQADByuRBA
— Sino'a (@SinoFue3) 2017年3月16日
安心しきっている小白くんのお顔を見ていると、こちらも満ち足りた気持ちになりますね!
こうした小白くんの姿を見て、Sino’aさんは、「野良を家猫にするには、ワクチンや検査代の費用が大変だが、野良だった子が次第に心を開いていってくれることが嬉しい」と強く思ったそうです。
今までお外の世界でたくさん大変な思いをしてきた小白くんは、きっとSino’aさん宅で穏やかに暮らせる今の日々に、大きな幸せを感じていることでしょうね。
たくさんの仲間との同居生活も経験!
そんな小白くんは、かつて他のお姉さん猫と仲良く同居生活を堪能していたこともありました。
幼かった小白くんは、お姉さん猫にしつけられることで噛み加減や社交性を身につけていき、2匹の間にはしつけを通して深い信頼関係も芽生えていったのです。
お姉さん猫からしてみても、小白くんはとてもかわいらしい存在だったのかもしれませんね。
そして、猫だけでなく、小白くんはフェレットの「ぽん様」とも仲良く同居生活を送っていたよう。
ぽん様は保護主である友人宅で体調を崩したため、里子として招き入れたことで家族の一員に。
すると、おやつの時間を猫たちと一緒に楽しんだり、ぽん様が小白くんの遊びに付き合うようになったのだとか。
時には、猫たちが破った紙をぽん様が有効活用していることもあったようです(笑)
猫がビリビリにした紙袋で遊ぶイタチと、それを見る猫。 pic.twitter.com/lN5swOo5X9
— Sino'a (@SinoFue3) 2016年12月24日
また、ぽん様と小白くんは仲が良く、時々、小白くんがちょっかいをかけることはあったものの、お姉さん猫の教育のおかげか、本気で飛び掛かることはなかったそう。
ぽん様もスリル感が楽しいのか、襲われることが分かっていて淡々と遊びに付き合ってあげている感じがあったのだとか。
そんな2匹の様子はSino’aさんの目から見れば、小白くんの片思いのようにも見えたそうです(笑)
そして、ぽん様は寿命を全うし、今年の2月、小白くんにも見守られながら虹の橋へと渡っていきました。
今朝、ぽん様が亡くなりました。享年7~8才。フェレットにしては珍しく老衰で。最期も看取れたし、悲しいというよりはとても寂しい。今日火葬なので遊び仲間だった小白さんもお別れの挨拶。
ぽん様、ありがとう。お疲れ様でした。幸せだと思ってくれたなら、またいつか我が家に戻ってきてほしい。 pic.twitter.com/Az0jp4Z1Td— Sino'a (@SinoFue3) 2017年2月12日
姿や形はなくなっても、2匹が一緒に過ごした日々はきっとお互いの中でとても大切な宝物になっていることでしょう。
今回、小白くんのツイートが話題になった感想をSino’aさんにうかがってみると「日常のワンシーンを写真に収めたつもりが、これほどまで皆さんに楽しんでいただけて本当に光栄です。小白さんが元は保護された野良猫だったという事や猫風邪キャリアで決して完璧な状態では無いけれど、それでも健康に育ち、その元気すぎる姿や、私含め皆さんを癒してくれているということが、ただただ嬉しい限りです。」とおっしゃっておられました。
また、同時に「野良猫を引き取るという事は決して簡単な事でなく、その子の体調管理も含め一生の責任を負うという事を簡単に考えてはいけないと思うのと同時に、健康でパーフェクトな猫だけが幸せになれるとは限らないのだと、小白さんを通して皆さんにも伝わっていくといいなと思います」とも語っておられました。
小白くんの姿に癒しやパワーをもらったという方は今後のツイートにも注目しながら、ぜひ保護猫や野良猫について知ったり、考えたりするきっかけされてみるのもよいかもしれませんね!
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