全身が“緑色”になった猫を発見！心優しい人たちが解明した“衝撃の原因”とは？

なぜ、こんなことになってしまったのか…。そう思わせるのは全身が緑色になった、こちらの野良猫さん。体を汚している緑色の物体は、なんなのか。謎を解明すべく調査をした先で分かったのは、不運に耐えながらも生き抜こうと頑張った猫ちゃんの生き様でした。

元の毛色が何色なのか分からないほど、全身にたっぷり緑色の物質がついてしまった野良猫さん。

緑色の物質は、猫ちゃんのために用意したご飯入れや歩いたと思われる場所にもベッタリと付着していました。

あまりにも可哀想な姿に胸を痛めた人々は協力し、猫ちゃんを保護することに。捕獲機を設置したところ、猫ちゃんはすんなりと入ってくれ、捕獲は大成功。

早く汚れを落としてあげようとしましたが、猫ちゃんはどうやら毛づくろいの時に、緑色の物質を舐めてしまっていたよう。病院で検査をすると、体内の一部も緑に染まっていました。

衰弱してもいたため、猫ちゃんは動物病院で治療を受けながら、被毛を綺麗にすることに。

その中で、もともとは綺麗な茶白猫ちゃんであったことが判明しました。

どうやら、猫ちゃんは居場所にしていた工場内で緑色の塗料が入った土管にハマってしまったよう。

必死にもがいたのか、命は無事だったものの、被毛についた塗料を落とすことができず、困惑していたのです。

動物病院での手厚いケアによって、猫ちゃんは徐々に元気を取り戻していき、塗料が付着していない自分の体を毛づくろいできるまでに。

顔には、まだ少し取り切れなかった塗料が残っていますが、本来の被毛を取り戻すことができました。

不運なハプニングに遭遇しても耐え抜き、生きていこうとしていた猫ちゃん。その姿を見ると、外猫さんの厳しい生活環境に思いを馳せたくなります。