道端にひとりぼっちで佇む一匹の野良猫ちゃん。その瞳には、身も心も預けられるような温かな拠り所を求める寂しさが宿っています。今回紹介するのは、飼い主であるエミリーさんが猫ちゃんを新たな家族として迎え入れるまでの物語です。
こちらを寂しげな瞳で見つめる猫ちゃんは、どうやらお腹が空いている様子。みかねたエミリーさんは、猫ちゃんのために定期的にご飯をあげることにしました。
数か月たったある日のこと、猫ちゃんはエミリーさんに頭突きをして「ナデナデしてほしいニャ」アピールを披露。エミリーさんは、猫ちゃんにはいつも一緒に居てくれる家族が必要なのだと悟ります。その日、猫ちゃんを新たなファミリーとして迎え入れる決意をしたのです。
猫ちゃんが、エミリーさん宅に馴染むまでそう時間はかかりませんでした。エミリーさんが部屋に入るたびに、猫ちゃんはゴロゴロと喉を鳴らして頭突きをします。「ここにいるよ、構ってほしいニャ!」というセリフが聞こえてきそうなアピールっぷり。
お気に入りのおやつは、猫界ではおなじみのチュール風ごはん。温かな家族に囲まれておいしいご飯にありつけて、とっても嬉しそう。ひとりぼっちで過ごした寂しい日々は、もう遠い日の出来事かのよう。
そして、猫ちゃんの傍にはいつも面倒見のよい先住猫ちゃんもいてくれます。これで、もう心細い想いをすることはないね。これからはしあわせいっぱいのニャン生を過ごせますように。