「圧巻の美猫三姉妹」という褒め言葉がよく似合うのは、サビ猫三姉妹さん宅のサビ猫ちゃんたち。それぞれ、オンリーワンの被毛を持つ猫ちゃんたちの美しさにくぎづけになってしまいます!
左から
短毛 中毛 長毛
— サビ猫三姉妹 (@matsugorookoku) June 25, 2023
見目麗しい3匹は、みな保護猫。血の繋がりはありませんが、仲良く楽しい日常を送っています。
長毛のサビ猫を保護したことから“サビ推し”に
飼い主さんが“サビ沼”にハマるきっかけとなったのは、長毛サビ・わらびちゃんとの出会い。
わらびちゃんは、飼い主さんが勤める職場の駐車場に捨てられていた子でした。
飼い主さんは、わらびちゃんに出会って初めて、サビという柄の猫がいることを知ったそう。温厚で賢い性格のわらびちゃんがとてもかわいく、みるみるうちにサビ猫の虜になっていきました。
その後、出会ったのが短毛サビ・ぼんちゃん。ぼんちゃんは、ペットショップで里親募集されていました。
「ぼん」という名前は、出会った時期がお盆だったことから。迎えてみると、ぼんちゃんはマイペースな甘えん坊であることが判明しました。
隙あらば、膝に乗ってきます。目つきの悪さと丸顔が、チャームポイントです。
そして、最後に家族の仲間入りを果たしたのが、中毛サビ・のりちゃん。のりちゃんとは、里親募集サイトで出会いました。
のりちゃん(左)
のりは天真爛漫で、わがまま放題の末っ子。わらびのお乳を吸うのが日課です(笑)
3匹は、みな人間が大好き。飼い主さんが家にいる時は、常にそばにいてくれるのだとか。長毛、中毛、短毛とそれぞれ毛の長さが違う3匹に、飼い主さんは2〜3日に1回、ブラッシングを行い、被毛の美しさを維持。
左から、わらびちゃん、のりちゃん、ぼんちゃん
長毛のわらびと中毛の、のりは夏場、お腹の毛をバリカンでサマーカットします。2匹は月に1度、バリカンやハサミで、お尻の毛をカットしてもいます。
換毛期には抜け毛対策として、1日に2回は掃除機をかけ、清潔な空間で暮らせるように心がけてもいるそう。
それぞれ、違った個性を持つ3匹は喧嘩をすることもあるものの、とても仲良し。
寒い日には3匹でくっつき、なんとも美しい“サビ団子”を作ることも。微笑ましい光景を見て、飼い主さんはより一層、“サビ沼”にハマってしまいます。
先住犬や2羽のおじいちゃんウサギとも仲良しな三姉妹
そんな飼い主さん宅では、先住犬のトイプードル・あん子ちゃんも生活。
3姉妹は、あん子ちゃんとも仲良し。子猫の頃から一緒に暮らしてきたため、あん子ちゃんのことが大好きでです。特に、ぼんちゃんは一緒に眠ることも多いのだとか。
ただ、あん子はビビりな性格のため、猫たちの圧に引き気味で、いつも猫たちに尻に敷かれているように見えます(笑)
また、飼い主さん宅には2羽のおじいちゃんウサギも。ウサギたちと3匹はほどよい距離感を保っていますが、たまに一緒に眠ることもあるそう。
やんちゃガールである、のりちゃんはウサギの牧草に興味津々です。
気づいたら牧草で遊んで、床中、牧草のカスだらけになっているので、掃除が大変です(笑)その様子を、ウサギ爺さんたちは、しらーっとした顔で見ています(笑)
みんなが心地よく暮らせる家づくりに励みつつ、サビ猫を推す飼い主さん。サビ猫はまだまだ里親が決まりにくいことが多い毛柄ですが、飼い主さんはサビ猫には、たくさんの魅力があると語ります。
どんな柄の猫も魅力的でかわいくて大好きですが、なぜかサビ柄の猫を見つけると、つい目がいってしまいます。日光が当たるとキラキラするところ、いろんな猫の柄が混ざり合っていてオシャレなところ、タヌキに似ているところなど、魅力がありすぎて語り尽くせません(笑)
生まれ持った毛色や毛柄は、どれも等しく尊く、美しい――。猫の被毛を、そう受け止める人が増えれば、理不尽な評価を下されて悲しい想いをする猫は減っていくはず。
飼い主さんはYouTubeでも三姉妹の日常を公開しているので、これを機に、サビの魅力を知ってみてくださいね。