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尻尾は壊死して骨盤は5ヶ所も骨折…目の前で車に跳ねられた子猫の運命は―?

尻尾は壊死して骨盤は5ヶ所も骨折…目の前で車に跳ねられた子猫の運命は―?

ある日、投稿者さんは悲しい事故現場を目撃。なんと、目の前で子猫が車に跳ねられてしまったのです。子猫の怪我は、重症。それでもなんとか命を助けたいと、投稿者さんは大奮闘しました。

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2021年9月、投稿者さんは自宅近くのガソリンスタンドから出ようと、車で停止しながら待っていたそう。その時、目の前で子猫が車に跳ねられてしまいました。そこで、咄嗟に車を降り、後続車を止め、子猫を保護。

子猫は足から出血が見られ、下半身や左後ろ足が麻痺している様子。すぐに近くの動物病院へ連れていきましたが、設備が整っておらず、レントゲン撮影ができなかったため、後日、他の動物病院へ行くことにしました。

幸いにも、子猫は食欲があり、子猫用のミルクをガブ飲み。撫でると、喉を鳴らしてもくれました。

保護から2日後には、ドライフードもパクパク。足に違和感はあるようですが、痛がることはなく、お座りもできていました。

ただ、普通に歩くのは難しいよう。動物病院でレントゲン撮影をすると、骨盤が5ヶ所骨折していることが判明。腹膜が破け、しっぽの先部分が壊死していることも分かりました。

獣医師いわく、成長の早い子猫には骨盤骨折の治療となる手術は勧められないそう。自然治癒で歩けるようになる確率も高いため、しばらくは簡易サークルで生活してもらうことになりました。

しっぽは壊死した部分だけ自然に取れるため、切断手術はしない方向に。想像していたよりも重症だったことに投稿者さんは愕然としましたが、回復を祈りました。

その後、子猫は「サバ美」という名前を貰い、正式に家族の仲間入り。自宅では驚異的な回復力を見せ、なんと普通に歩けるように!その姿は、命の逞しさを感じさせてもくれます。

痛々しい事故を目撃した時やロードキルされた動物に遭遇した時、自分はどんな行動をとればいいだろうか…。サバ美ちゃんの命に触れると、そんな風に命との向き合い方も改めて、考えたくなります。