2021年6月14日、投稿者さん宅で暮らしていた元野良猫のペコちゃんは同居猫のボンちゃんと一緒に玄関の扉を開け、家出をしてしまいました。まさかの事態に投稿者さんは絶望。どうか帰ってきてほしいと願い、1年以上に渡って捕獲に奮闘しました。
幸いにも、一緒に家出していったボンちゃんはすぐに帰ってきてくれたそう。そして、ボンちゃんの帰宅と同時期にやってきた小さな猫のちいちゃんが、新たに家族の仲間入りを果たしました。
2021年7月、投稿者さんは一度、ペコちゃんの捕獲に成功。しかし、ペコちゃんは網戸を破り、再び外へ出て行ってしまいました。
それから約3ヶ月後の2021年10月、ペコちゃんは野良猫の親子と一緒に投稿者さん宅に現れるも、捕獲はできず、同月末から姿を見せなくなってしまいました。
ところが、約2ヶ月半後、叔母さんのお通夜に行く時、投稿者さんは偶然ペコちゃんに遭遇。これを機に、投稿者さんはペコちゃんにご飯をあげ、捕獲を試みましたが、成功はせず。
2022年3月、ペコちゃんは家の近くで姿を見せるようになったものの、そばにはきてくれなかったそう。投稿者さんは玄関にご飯を置き、ペコちゃんが空腹で苦しまないように配慮しました。
その後、ペコちゃんがいなくなったことで、投稿者さんは心配が募りましたが、約3ヶ月後、再び姿を見せてくれました。差し出したちゅーるを食べてくれたため、それを使って家の中へ誘導しようとするも、上手くいかず。
翌日も家にやってきてはくれましたが、捕獲することはできませんでした。
しかし、2022年7月、思わぬ出来事が。投稿者さんが仕事から帰宅すると、なんと玄関前にペコちゃんが!急いでご飯をあげると、ガツガツ食べてくれるも、触れようとすると警戒。
翌月に久しぶりに再会した時には左の脇あたりに怪我が見られ、投稿者さんの気持ちは焦るように。そんな時、ペコちゃんにご飯をあげてくれていた方に偶然、出会うことができ、保護する方法を教えてもらいました。
使ったのは、釣り用のタモ。相方さんの協力によって、捕獲は無事成功。長きに渡るペコちゃんの捕獲作戦は幕を閉じました。
保護後のペコちゃんは、まだ警戒はしている様子。投稿者さんと再び暮らす中で、外よりも家での生活のほうが安心して過ごせることを知ってくれるといいですね。