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「なぜ出した」警告を振り切って極寒の庭に出た猫ころみちゃん、飼い主さんに猛抗議

「なぜ出した」警告を振り切って極寒の庭に出た猫ころみちゃん、飼い主さんに猛抗議

数々の歴史書籍を手掛けている歴史ライターの「帯刀コロク」さん。自宅で執筆にいそしむコロクさんは、愛猫の「ころみ」ちゃんといつも一緒に過ごしており、とっても仲良し。

執筆途中のコロクさんに甘えるころみちゃん

そんなスイートな毎日をすごしていたコロクさんですが、ある日、ころみちゃんとの間にちょっとした行き違いが発生したのです…!

「寒いのですよ」の警告を無視したのに…「なぜ出した」

ある日、ころみちゃんが玄関扉の前に座って振り返り、「にー」と鳴きました。コロクさんはもちろん、ころみちゃんがなにを言いたいのかすぐに分かります。安全に囲ってあるお庭に、パトロールに出たいと訴えているのです。コロクさんは言いました。「たいへん寒いのですよ」。

「それでも行く」と言い張っているようだったので、庭に出しました。数分で帰ってきて、寒そうに毛を膨らませて縮こまり、怒った顔で「ニャーニャー!」と不満げに鳴いていました。

「警告はしたけどそれはそれ」と感じたコロクさん。「それはそうですよね、申し訳ありません」ところみちゃんに謝り、冷たくなった肉球を温めてあげたそう。

以前は雨の中お庭のパトロールに出ようとしたこともあったそうで、その時はコロクさんが必死で引き留めたのだとか。保護猫出身のころみちゃんにとって、パトロールは「生きがい」なのかもしれません。

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生まれ変わり!?先代猫そっくりなころみちゃん

コロクさん夫妻は、ころみちゃんの前に、その名も「コロク」くんという猫と暮らしていました。「帯刀コロク」というペンネームは、先代猫の名前をそのままとったものだったのです。

9歳でコロクくんが亡くなって半年くらいたったとき、お嫁さんが、コロクくんにそっくりな保護猫の貼り紙を見つけます。夫妻はすぐにその子猫を引き取りました。

先代猫・コロクくんにそっくりだそう

ころみちゃんは、夫妻の愛情をたっぷり受けて、すくすくと健康に成長。

性格は、甘えん坊の暴れん坊です。ずっと膝の上に乗ってきたり必ず僕とお嫁さんの間に入ってきたりします。あとは先代猫の生まれ変わりだと思って甘やかして育ててしまったせいか、構ってもらえないと強めの甘噛みをよくします。

コロクさんが感激したころみちゃんの仕草があります。

うつ伏せで本を読んでいると腕の間に入ってきてくるりとその場で回り、必ず左腕に頭を乗せて丸くなります。これは先代猫の「コロク」と同じ仕草で、初めて見たときは涙が出ました。

先代猫との想い出を胸に、ころみちゃんとの日々を愛おしむコロクさんです。

執筆生活の相棒であり娘でもある「黄金獣」

コロクさんは、ころみちゃんのことを、愛情をこめて「黄金獣」と書き表しています。

1年くらい前に夕暮れの窓辺に佇んでいる写真を撮った時、逆光で茶トラ模様が金色に光って見えたことから、自然に「黄金獣」と呼ぶようになりました。

コロクさんは、ころみちゃんを相棒とも娘とも思っていると話します。お庭をパトロールする姿、外を眺める姿、膝の上で暖をとり陽だまりで眠る姿、コロクさんがくしゃみをすると必ず「くけけけ」と鳴く癖――、ころみちゃんの日々に優しいまなざしを向けるコロクさんです。

武道をたしなむコロクさんを真似たのか、柔術のようなしぐさ。

「黄金獣」という神聖さをまとった呼び名には、愛情と優しさ、そしていつまでも一緒にという祈りが込められているように感じられますね。