動画
火事から逃れ11階の天井裏に住み着いた子猫…テナントオーナーによる救出大作戦

火事から逃れ11階の天井裏に住み着いた子猫…テナントオーナーによる救出大作戦

韓国のあるインドアゴルフ練習場。
ゴルフ練習にはげむ人たちを見つめる目があります。

スポンサーリンク



天井からの視線の主は、猫。
ちょっと困り顔の猫ちゃんが、天井の点検口から覗いています。

お店のオーナーさんは、鳴き声がすることに気づき、探し回ったところ、天井裏に猫が住み着いていることがわかりました。
かわいそうに思い、ここ数ヶ月、ご飯やお水をあげて、お世話をしています。

しかし、驚くべきことに、ここは11階なのです!
理由は、このビルで火事があったから。
元々裏庭に猫が住みついていたと言います。
ビルにいる時に火災に巻き込まれ、上階へと逃げ込んできてしまったのでしょう。

しかし猫にとって、屋根裏はいい環境ではありません。
釘が出ていたり、火事の灰もあったり。
オーナーさんたち家族は猫ちゃんを救出することにしました。
キャットタワーを買ってきて、猫用おやつで屋根裏から誘導しますが、猫ちゃんは出てきません。
困った家族は、取材班に依頼することにしました。

取材班は天井裏に捕獲器を設置。
しかし賢い猫ちゃん、一度はご飯だけ持って逃走します。
取材班は、最終兵器「鮭」を捕獲器に入れ、2度目で保護に成功しました。

病院で検査をしたところ、猫ちゃんはとても健康。
心配された火事の灰の悪影響もなさそうです。
しかし、ずっと天井裏にいたので感染症への免疫がほとんどなく、もとのような路上生活は難しいとの診断でした。

オーナーさんたち家族は考え、話し合いました。
「これも何かの縁。家族として迎え入れよう」と決まったのです。

キャットタワーがお家に設置され、可愛いテントやトイレも持ち込まれました。
みんな楽しみに猫ちゃんの到着を待っていました。

埃っぽい天井裏からあたたかく清潔なお部屋へ。
火事という災難から、幸運をつかんだ猫ちゃんです。
ただ、インドアゴルフ練習場のお客さんたちは、見張ってくれるコーチがいなくなって、少し寂しくなったかもしれませんね。