「何を訴えているの？」 玄関に現れた子猫を保護したい！深夜まで及んだ“優しい奮闘劇“

夫婦で保護活動を行っている「ねこまるけ」さんは寒い日の夜、玄関で鳴きわめく子猫に遭遇。子猫は何かを訴えるかのように、ニャーニャー。連日、自宅の玄関に姿を現すようになった子猫を放っておくことなどできず、保護を決意しました。

子猫はどうやら、野良猫のよう。投稿者さんが住んでいる付近では最近、大きなオス猫が現れ、縄張り争いが勃発していました。

体の小さいこの子は、居場所がなくて困っているのかもしれない。そう思った投稿者さんは子猫を捕獲することに。自らの意志で家の中に入ってくれそうな印象を受けたため、捕獲機は使わないことにしました。

外の世界も怖いけれど、人間も信用できない…。子猫の心は、そう揺れ動いているようで、周囲をウロウロ。投稿者さんは子猫が玄関に近づくたび、ドアを開け、何度も家の中へ誘いこみました。

子猫は警戒心が強く、家の中に入っても、すぐに出て行ってしまいます。そのため、投稿者さんはなるべく驚かせないように配慮しながら、様子を見守り続けました。

奮闘劇は深夜にまで及び、投稿者さんはようやく子猫を家の中に入れた状態で玄関ドアを閉めることに成功。鳴きわめき、警戒心MAXな子猫を夫婦で協力してケージの中へ入れました。

落ち着いてから、改めて子猫の顔を見てみると、投稿者さんは不思議な縁を感じたそう。なぜなら以前、娘夫婦の愛猫として送り出した保護猫「たたみ」ちゃんに似ていたからです。

柄やクリクリの瞳、鳴き声など、何もかもそっくりな子猫に運命的なものを感じた投稿者さん。子猫の幸せを願う気持ちは、より一層強くなりました。

猫愛が強い投稿者さんは、惜しみない愛情を子猫に注ぐはず。警戒心の強い子猫がどう変わっていくのか楽しみです。