「違う！」「もっと体重をかけて！」厳しい猫先生による飼い主さんへの熱血ピアノレッスン

白猫の大福くんと白キジのももちゃんと暮らす飼い主さん。飼い主さんは最近ピアノを習い始めました。しかし悩みがあります。それは先生がとても厳しいこと。その先生とは…、なんと猫の大福くんなんです！

「それではレッスンをはじめます」。まずは先生にきちんとご挨拶。赤ちゃん用の椅子に座っているものの、きりっとしたまなざしを向ける大福くんです。おお、確かにこの先生は厳しそう…。

「わたしのお手本通りに弾いてみて」。大福くんがジャーンと和音を鳴らします。そしてポロポロと音色を奏でます。聴こえたとおりに演奏する飼い主さん。

「いいですね。それではこれは？」しっかりと飼い主さんを見ながら、どんどん音楽を紡ぐ大福くん。飼い主さんは必死でついていきます。

「あなたの演奏は、ちょっと気持ちが足りないのよね」と言うように首を振る大福先生。指導にも熱が入ってきました。虚空を見つめ、曲想に想いを馳せて、お手本を弾きます。芸術家らしいたたずまいに、緊張し戸惑いを隠せない飼い主さん。

飼い主さんが音色を奏でると、「違う違う！」と言うように、弾き終わりを待たずにお手本をかぶせてくる大福先生。

「そこはもっと想いをこめて！体重をかけて！こう！」ついに身を乗り出して、全体重を鍵盤にかける大福先生です。なんて情熱的な曲なのでしょう、すごい熱血指導です。

厳しくも情熱的な指導が人気の大福先生。はたして飼い主さんは、いつか合格点をもらうことができるのでしょうか！？