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高さ8mの木から降りられない…!”絶体絶命なピンチ”に陥ったキジ白猫の救出劇

高さ8mの木から降りられない…!”絶体絶命なピンチ”に陥ったキジ白猫の救出劇

街の真ん中にある高い木を指さし、立ち止まる人々。彼らが指し示す方向に視線を向けると、そこにはなんと1匹の猫ちゃんが!絶体絶命な状況を痛ましく思った心優しき人の情報提供により、韓国の動物愛好家たちによるドキュメンタリーチャンネル「kritter klub」は、猫ちゃんの救助に向かいました!

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猫ちゃんは高さ8mほどもある木の上で、数日間生活していたよう。枝を踏み、不安そうに地上を見下ろします。

猫ちゃんの体調を心配し、近くにあるお店の店主がミルクとヨーグルトを持っていったものの、猫ちゃんは木から降りられなかったようで、口にできず。そこで、住民は長い棒にお椀をつけ、猫ちゃんにご飯をあげることにしました。

しかし、猫ちゃんはお椀を怖がり、さらに高い場所へ。猫ちゃんがいる木には電線が走っており、近くには交通量が多い道路も。命を守るには、慎重な救助が求められます。

体力的に限界を迎え、ぐったりする猫ちゃんを見て取材班は韓国の公営電力会社に連絡し、電線の状況を見てもらうことに。すると、奇跡的にも猫ちゃんは電気が流れない通信線の真ん中にいることが判明しました。

レスキュー班は公営電力会社の協力を得ながら、救助を決行することに。ところが、その矢先、思わぬハプニングが!なんと、大粒の雨が降ってきたのです。

すでに体力を消費している猫ちゃん。住民は猫ちゃんの体が濡れ、より体力が消耗されることを心配しました。

しかし、このにわか雨、猫ちゃんにとっては神様からの贈り物に思えたよう。満足に水を飲めていなかった猫ちゃんは濡れた体を毛づくろいすることで水分補給。少しだけ、元気を取り戻しました。

嬉しい奇跡に驚きつつ、レスキュー班は救出計画を続行。今回は猫ちゃんがいる付近にケージを設置し、中に入ってくれるのを待つことにしました。

すると、夜、空腹の猫ちゃんはご飯につられて、ケージ内へ。

レスキュー班はご飯に夢中になっている間にタイミングよく捕獲機の扉を閉め、猫ちゃんを保護することに成功。その後、猫ちゃんはすぐに動物病院へ運ばれ、適切な治療を受けることとなりました。

ひとつの命を助けたいと願った人々によって救われた、猫ちゃん。元気になった後には安心できる環境で、のんびりと暮らしてほしいものです。