ある日、投稿者さんは一匹の猫ちゃんが空き地にたたずんでいる様子を目にします。猫ちゃんはこちらに警戒のまなざしを向けており、近づこうとはしません。その様子を見て、猫ちゃんは独りぼっちで日々懸命に生きている野良猫なのだと気づくのでした。
最初はなかなか警戒心が解けず、近づくと逃げ出してしまいそうな様子。そんな野良猫ちゃんを見かねた投稿者さんは、せめて猫ちゃんがひもじい思いをしないためにも、ご飯をあげることに。
その日を境に、野良猫ちゃんは毎日自宅の窓辺へ座ってくれるようになりました。野良猫ちゃんは、投稿者さん宅の猫ちゃんと静かに見つめ合います。
来る日も来る日も、自宅に立ち寄ってくれる野良猫ちゃん。野良猫ちゃんは寂しそうな瞳をこちらに向けながら、窓をおててでカリカリと触ります。そう、野良猫ちゃんは投稿者さんの傍へ行くために、お家の中へ入りたいのです。
だけど、投稿者さんは野良猫ちゃんをお家の中に入れることはできません。なぜなら、先住猫ちゃんがお家で暮らしているから。投稿者さんは歯がゆさを感じながらも、野良猫ちゃんを見守ることに。野良猫ちゃんは、外にある椅子の上でニャンモナイトの体勢を取り、身体を休めます。
せめて、外で野良猫ちゃんの傍にいられたらと考えた投稿者さんは、外へ出ることに。野良猫ちゃんはとても嬉しそうな表情を浮かべてくれます。「これまで、どれだけの時間を独りで過ごしてきたのだろう」野良猫ちゃんの気持ちを考えると、そんな気持ちで胸がいっぱいになる投稿者さん。
帰り際、野良猫ちゃんは悲しい表情を浮かべながら、何度もこちらを振り向きます。その様子を目の当たりにした投稿者さんは、野良猫ちゃんには揺るぎない愛情が必要なのだと実感するのです。
そして、投稿者さんは野良猫ちゃんの保護を決意。無事に保護した後は、自宅で野良猫ちゃんを飼うことに。最初は突然の出来事に驚いた様子を見せる野良猫ちゃんですが、日々一緒に過ごしていく中で、新たな生活へなじんでくれました。
今は、こんな表情を見せてくれるようになった猫ちゃん。猫ちゃん、野良を卒業した今、もう危険だらけの外で過ごす心配はないよ。これからも投稿者さんからたくさんの愛情をもらって、しあわせな毎日を送ってね。