2023年の夏、千葉に移住した投稿者さんは1匹の野良猫と出会いました。これは、その野良猫と過ごした5ヶ月間の記録。投稿者さんは、人間に対して威嚇をする野良猫とじっくり向き合い、絆を深めました。
野良猫は投稿者さんが暮らす古民家の庭へ遊びにくるように。投稿者さんが軒下にキャットフードを置くと、猫ちゃんはモグモグと食べてくれました。
どうやら猫ちゃんは、別の場所で寝泊まりしているよう。1日に数回、投稿者さん宅の庭へ来ては、様子を観察。人間に興味はありそうですが、警戒心が強く、投稿者さんが近づくと後ずさりし、隠れてしまいます。
なかなか距離が縮まらないまま月日は流れ、季節が秋になった頃、猫ちゃんは初めての「ちゅ~る」を経験。食べたい欲と警戒心の狭間で闘いながら、不器用に「ちゅ~る」を口にしてくれました。
投稿者さんは鏡を見せて反応をチェックしたり、釣った魚をあげたりし、猫ちゃんとの交流を満喫。YouTubeで名前を募集し、「チャイ」と呼ぶようにもなりました。
チャイちゃんはまだ警戒心が強く、触ることは難しいものの、少しずつ心を開いてはくれているよう。いつしか、朝、起きると軒下で待っていてくれるようになりました。
そんな姿を微笑ましく見守りながら、迎えた冬。投稿者さんはチャイちゃんが寒くないように床マットやペット布団を購入。温まれる猫ハウスを作りました。
すると、チャイちゃんは独自の使い方を見出し、猫ハウスの上に乗って、まったり。
投稿者さんは使い方が違うことを突っ込みながらも、食事を根気強くハウスの中に入れ続けることに。その結果、チャイちゃんは手作り猫ハウスの使い方を理解し、暖をとってくれるようになりました。
じっくり時間をかけて、チャイちゃんとの距離を縮める投稿者さん。その過程では、ずっと女の子だと思っていたチャイちゃんが男の子であることが判明し、ビックリしたことも。
投稿者さんの優しさに触れ、徐々に心を許し始めたチャイちゃんは2024年1月頃から、軒下に置かれた手作り猫ハウスで夜を明かすことが増えていきました。
やがて、チャイちゃんはドアを開けていると家の中へ入ってくるように。投稿者さんが近づいても威嚇をしなくなりました。そこで投稿者さんは、チャイちゃんの去勢を検討。捕獲のため、キャリーケースの中で食事をする訓練を行い、手術に踏み切りました。
一世一代の命として生きることになった、チャイちゃん。その後のニャン生も、投稿者さんは公開予定。ぜひ、この優しい物語の続きがどうなったのかをチェックしてみてください。