近所で花火大会が行われた日、駐車場からお祭り会場へと歩いていた投稿者さんは1匹の子猫に遭遇しました。投稿者さん家族に自ら近づいてきた子猫は、鳴きながら必死に後追い。付近は車通りが多く、危険な場所であったことから投稿者さんは保護を決意しました。
最初は車が来た時だけ抱き、安全な場所へ誘導していた投稿者さん。見通しのいい場所から、周囲に親猫やきょうだい猫がいないか探しもしました。
近隣の人に野良猫事情を聞いたり、コンビニに猫用ご飯を買いに行ったりと、投稿者さん家族はもう花火大会どころではない状態に。子猫は空腹だったのか、ウェットフードをあげると夢中で食べてくれました。
もし、誰かにかわいがられているのならば元の場所に戻してあげたい。そんな思いもあり、必死に周辺での聞き込みを続ける投稿者さん。
一方、お腹がいっぱいになった子猫はお眠モードに。初対面にも関わらず、ママさんに甘えながらスヤスヤと眠ってしまいました。
近隣への聞き込みで有力な情報が得られなかったこともあり、投稿者さん家族は子猫を保護することに。自宅には2匹の先住猫がいるため感染症などを考慮して、子猫にはしばらく物置部屋で過ごしてもらうことになりました。
周囲を警戒することはあるものの、自宅でも子猫はガツガツと食事。その姿を見た投稿者さんはゲリラ豪雨や連日の猛暑をどう乗り越えてきたのかと、子猫の“これまで”に想いを馳せます。
たっぷりご飯を食べた後は、お部屋の冒険タイム。子猫は身近なものをおもちゃにして遊ぶなど、元気な姿を見せてくれました。
仮名は、ちびちゃんに決定。投稿者さんは里親を探すなど、小さな命が一番幸せになれる道を模索していこうと心に誓いました。
ベールに包まれた“これまで”を持つ、ちびちゃん。ひとりぼっちで生きなくてもいい未来を手に入れようね。