子猫をコンビニで保護！3週間ひとりぼっちだった野良猫が“安心”を掴むまで

岐阜・高山市にある譲渡型保護猫カフェ「猫の月さくらやま　猫くら」さんはある日、コンビニの駐車場で子猫を発見したという相談を受け、現地へ。地域の人たちに支えられながら、なんとか命を紡いでいた子猫の保護に奮闘しました。

子猫は3週間ほど前から、コンビニの駐車場に姿を見せるようになったそう。周囲に親猫の姿はなく、いつもひとりでご飯を貰いに来ていました。

相談を受けた投稿者さんは早速、捕獲機を設置。しかし、子猫は姿を見せず…。そこで一旦、捕獲を断念して、コンビニ横にある民家へ話を聞きに行きました。

すると、そこにはあの子猫の姿が！実は子猫、このおうちでもご飯を貰い、命を紡いでいたのです。投稿者さんは許可を得て、捕獲機を設置。無事、子猫の保護に成功しました。

子猫は、生後3ヶ月ほどの女の子。ケージに入れると、消えそうな声でシャーと威嚇をします。猫風邪などの感染症を患っているのか、鼻からはスピスピという音が。右目からは、涙が流れていました。

ひとりでよく頑張ったね。そう声をかけながら、投稿者さんは子猫をナデナデ。初めての抱っこも経験し、子猫は不思議そうな表情を見せます。

しかし、投稿者さんの猫愛に触れるうちに、表情に変化が。顔つきがやや穏やかになり、暗かった目に少し光が宿りました。

幸せへの第一歩を踏み出した、子猫。頑張った証のお目目も綺麗になり、優しい里親さんと出会えますように。