猫との出会いは、ある日突然訪れることがあります。こちらの撮影者さんは庭に現れた野良猫を保護。一緒に暮らす中で猫ちゃんが妊娠していることに気づき、家族みんなで出産を見守りました。
ある日、撮影者さん宅の裏庭に現れたのは、1匹のキジトラ猫。家族は2~3ヶ月ほどご飯をあげ、様子を見守っていました。

そんな中、住んでいる地域が吹雪に見舞われるというニュースが…。撮影者さんは猫ちゃんを保護し、家の中へ迎え入れました。
保護後は近隣住民に迷子猫がいないか聞き込みをしましたが、飼い主らしき人物は見つからず。撮影者さんはマイクロチップを確認するため、猫ちゃんを動物病院へ連れて行きました。

すると、猫ちゃんにはマイクロチップが埋め込まれていないことが判明。こうして猫ちゃんは、正式に家族の一員になったのです。
一緒に暮らす中で、家族は猫ちゃんが妊娠していることに気づきました。そこで、安心して出産できるよう、猫ちゃんの匂いがついた小さな箱を用意。猫ちゃんが好きなバスルームに設置しました。

優しい配慮を受けた猫ちゃんは、7匹の子猫を出産。残念ながら4匹の子猫は、動物病院へ衰弱死してしまいましたが、3匹の子猫は無事に成長。

2匹は里親のもとへ行き、残りの1匹は母猫と共に飼い主さん宅で暮らすことになりました。

すっかり大きくなった子猫は今、母猫と共に自宅で快適な猫ライフを送っているよう。命の尊さを教えてもくれた2匹がこの先も幸せに暮らせますように。





