イブさんとアレックスさん夫妻には夢がありました。「いつか田舎の農場に引っ越して、猫とのんびり暮らしたいね」。2人はコネチカット州に素敵なファームハウスを見つけて購入、念願の農場に引っ越したのです。
引っ越して数日たったある日、嵐がやってきました。イブさんがなんとなく大雨の窓の外に目をやると、キジ柄の猫が助けを求めて必死に鳴いていたのです。イブさんは濡れてしまうのもかまわず外に飛び出し、猫を抱き上げました。「この子、こんなに震えているわ」

2人は大喜び。農場を手に入れたとほとんど同時に、かわいらしい猫まで向こうからやってきたのです。「うちを選んで来てくれたのね」。待望の猫ちゃんを、2人は「ミスター・ハンサム」と呼び始めました。

ミスター・ハンサムは農場をきままに散歩するのが大好き。イブさんが花の手入れをしているときには、隣で見学していることも。2人は愛猫が万が一にもどこかに行ってしまわないよう、GPSタグをつけました。

最初から2人の家族だったかのようなミスター・ハンサム。眠るときは、決まって夫妻の足元か枕元でゴロゴロと幸せそうに喉を鳴らします。

コメント欄には「なんて心あたたまる引っ越し祝いなんだ」「念願の猫つきの家なんて最高すぎる」と、2人+1匹の新生活を祝う声があふれました。イブさんとアレックスさん夫妻の夢の農場生活は、上々の滑り出しを見せています。





