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窓から部屋の中を眺める黒猫を保護!“超ビビりの元地域猫”が人間に心を許すまで

窓から部屋の中を眺める黒猫を保護!“超ビビりの元地域猫”が人間に心を許すまで

2024年の春頃から、投稿者さん宅の庭に姿を見せるようになった地域猫のロイくん。日に日にベランダで過ごす時間が長くなっていったため、投稿者さんは保護を決行!ビビリなロイくんはお迎え後、激しく威嚇。しかし、投稿者さんはゆっくり絆を深めていきました。



ロイくんを保護しようと思った投稿者さんはおやつやご飯を献上するだけでなく、体を温められるハウスも用意。ベランダを、ロイくん専用の居場所に改造しました。

ロイくんがなぜか興味を示す同居猫さんにも協力してもらい、できる限り優しく保護したい。そう思っていましたが、予想外の出来事が…。突然、別の黒猫さんが自宅付近に現れるようになったのです。

警戒心が強く、ビビリなロイくんは喧嘩になると姿を消してしまう可能性がある…。そう思った投稿者さんは、ロイくんを強制保護しました。

保護後は動物病院やお風呂、爪切りなどの嫌がることを一気に済ませることができましたが、ロイくんは人間を激しく警戒。1ヶ月ほどは威嚇が止まりませんでした。

これまで積み上げてきた信頼関係はゼロに。しかし、投稿者さんは先住猫ちゃんと交流もさせつつ、ロイくんの反応を見ながら安心できる生活環境を整えていきました。

保護から3ヶ月ほど経った頃、ロイくんはようやく人が寝静まった夜、動き回るように。人間に向ける視線も柔らかくなっていき、保護から5ヶ月目には素手で触れるまでになりました。

しかし、状況は一進一退。かわいい声でお返事してくれたかと思いきや、突然シャーと威嚇されることも…。そこで保護から8ヶ月目、投稿者さんはある決断をしました。

ロイくんが警戒するため、気配をなるべく消すようにしていたパパさんも積極的にスキンシップを取ることにしたのです。

久しぶりの交流時には、ロイくんがなぜか好きな先住猫ちゃんも同席。すると、ロイくんはパパさんを警戒することなく、撫でさせてくれました。

それどころか、先住猫ちゃんの行動を真似して、パパさんに甘える仕草も!

さらに、パパさんとのスキンシップ後には嬉しいサプライズが…。なんと、ロイくんはママさんの膝に自ら手を置き、リラックスしてくれたのです。

その姿を見たママさんは「想いが通じたんだ」と嬉しくなり、ロイくんと過ごしてきた時間を一層愛しく思いました。

人間に甘えることを少しずつ学んでいる最中のロイくん。これからも、自分のペースでゆっくり家猫ライフに慣れていってね。