保護施設で新しい家族を待つ猫たち。中にはなかなかご縁に恵まれず、長い月日を過ごす子もいます。シェルター出身のシニア猫、「MK」は、運命の飼い主・ブリタニーさんに出会うまで2年かかりました。
ブリタニーさんがシェルターでMKを抱っこしたとき、MKはしっかりブリタニーさんにくっつき、離れようとしませんでした。ブリタニーさんは即決。「この子をひきとるわ」。MKはすぐにゴロゴロと喉を鳴らし、ブリタニーさんの行くところどこへでも付いていくようになったのです。

実はMKには、とてもつらい過去がありました。ブリタニーさんが病院にMKを連れて行くと、衝撃の事実を告げられたのです。「MKには銃で撃たれた跡がある」。

「誰がそんなひどいことを…!」。それでもブリタニーさんを信頼し、甘えてくるMK。ブリタニーさんはそんないじらしいMKの、せめて余生を最高に幸せにしてあげたいと決めました。甘えたいだけ甘えさせてあげたい。しかし、ブリタニーさんにも仕事や用事があります。そこで思いついたのは、人間用の「抱っこ紐」を使うこと!まさに、相思相愛の二人のための名案でした。

最近では、「顔が似てきたね」と言われることもあるのだとか。MKはブリタニーさんにとって、言葉を超えて魂でつながる「ソウル・キャット」なのです。

「シニア猫との絆は、子猫のときとはまた違う、深く落ち着いたもの」と語るブリタニーさん。一度は恐怖と痛みを味わったMKですが、今は大好きな人の温もりの中で、世界一幸せなシニア猫ライフを送っています。





