結婚式を間近に控えたガブリエルさん。幸せいっぱいの彼女の前に飛び出してきたのは、ひとりぼっちの迷子の子猫でした。
帰り道での予期せぬ出会い

仕事からの帰り道、ガブリエルさんが歩いていると、どこからか必死の鳴き声が聞こえてきました。「子猫かしら?」。草むらをのぞくと、小さな白黒の子猫と目が合いました。子猫はしきりにおしゃべりをしながら、ゆっくりとガブリエルさんの元へ歩いてきたのです。子猫は「連れて帰って!」と懇願しているように見えました。
「嘘みたいな出会いだわ。でもとってもかわいい」。ガブリエルさんは子猫を抱き上げ、お家へと連れて帰りました。すぐにマイクロチップの有無を確認し、地元の迷子ペット掲示板などもくまなく調べましたが、結局元の飼い主は見つからなかったのです。ガブリエルさんと、夫となるフィルさんは、子猫に「クリスタル」というかわいい名前をつけました。
式場まで22時間のドライブ!夫婦が思いついた名案

結婚式まで、あと1日。しかも、式場は車でなんと22時間もかかる遠方でした。2人は、ひとまずクリスタルを結婚式へ連れて行くことに決めました。
22時間の道中、2人は閃きます。「披露パーティにはたくさんのゲストが来てくれるわ。もしかしたら…」「そうだ、クリスタルを飼ってくれる人が見つかるかもしれない!」。
披露宴が譲渡会に!?ハッピーすぎる結末

会場に到着すると、さっそくクリスタルちゃんの写真入りの「私を家族にお迎えして!」というポスターを印刷。パーティでは友人たちが、お酒を楽しむゲストたちに向かって「マティーニ8杯につき、猫1匹!さあ、猫を飼いましょう!」とユーモアたっぷりに大々的なアピールをしてくれました。

すると、このハッピーな作戦が見事に大成功!なんとゲストの中から「自分がパパになるよ」と名乗り出てくれる男性が現れたのです。

結婚式が終わると同時に、クリスタルちゃんは新しいパパと一緒に「ずっとのおうち」へと旅立っていきました。夫婦の晴れ舞台は、小さな命が幸せを掴む最高の記念日になったのです。





