こんにちは。
こちらでは随分とお久しぶりの更新となります。
というのも重大なお知らせを本日はさせていただきたいと思っています。
この度カフェウリエルは…
12月初旬に2号店をオープンさせていただくこととなりました!
正確にいうとカフェウリエル2号店ではありません…。
「スイートホームウリエル」がオープンします。
話は長くなりますが、
カフェウリエルもオープンして3年目になりました。
たくさんの仲間たちがあたたかいお家とずっとの家族に巡り合え、その度にとても寂しくも嬉しく卒業を見送ってきました。
ただそんな中まだオープンしたての時にお客さまのお話でずっと心に残っている会話がありました。
「子猫さんたちはすぐに良いご縁が結ばれて本当に嬉しい限りですよね。
ただ…。
大人の猫さん、特にシニアの猫さんの居場所っていうのは、なかなかないもんなんですかね。」
その時に私は、はっと気付かされました。
カフェウリエルにいる仲間たちは1歳前後のいわゆる子猫さん、まだまだ走り回れるパワフルな猫さんが大半です。
今は2階がまったりした子たちのお部屋となっていますが、
やはり歳を取るほど里親さんの希望からは外れてしまったり、アピールが遠慮がちになってしまいます。
子猫さんのようにおやつにがっついたりじゃらしではしゃいだりすることも少なくなります。
そんな大人猫、シニアねこさんの輝ける場所は果たしてどこなんだろうか…、とそれから色んなことを考えました。
話は変わりますが、
我が家には、せら姫の他にふたりのおっちゃんず猫がいます。
ひとりは私が独り暮らししたての時からいるモジャモジャなおっちゃんと、
もうひとりは何をされても怒らず、時々舌をしまい忘れているおっちゃんです。
どちらももう8歳でシニアに足を踏み入れたくらいの年齢です。
セラちゃんはまだピチピチなので夜中になると「あそびなさいよ〜!」とアピールされるのですが、
おっちゃんずは寝て、一緒にテレビ見て、また寝て、時々ぽりぽりごはん食べて、またテレビ見て…とやんちゃされることもなく
イタズラされることもなく、のんび〜り暮らしています。
そして、こののんびりと一緒に過ごす時間が何よりも幸せで、
この時間をもっとたくさんの方に体験していただければ大人猫、シニア猫さんのアピールできる場所になるんではないかと考えました。
お店には、猫さんと一緒に住めないからこそ触れ合いに来られた方や、
猫さんと暮らして見たいけれどもまだ一歩が踏み込めずに躊躇してしまっている方が時々いらっしゃいます。
そんな方に猫さんと暮らす疑似体験ができるスペースとして「スイートホームウリエル」を作り、
そこで彼らにしかない良さをアピールできる居場所が作れたら…、とずっと夢見ていました。
そして!!
この度念願叶ってその夢を実現させることができました。
スイートホームウリエルでは、完全個室制となっていまして
ひとり部屋、2〜3人部屋、4〜6人部屋の3つがあります。
部屋ごとにもちろん猫さんがいて、冷蔵庫、電子レンジも使え、部屋によってはキッチンも使えるのでご飯を作ったり、
一緒にテレビを見たり、ねっ転がって漫画を読みながら猫をお腹に乗せてみたり…と
猫さんと本当に一緒に生活している体験ができます。
もちろん駐在している猫さんたちは保護猫さんなのでずっとのお家を待っている子達ですので、
気になる子がいたらエントリーもできます。
肝心な場所は…
大阪、都島にあるキャットソシオンさんの物件の2、3階をお貸りしてオープンさせていただくことになりました!
とても素敵でレトロな物件で、元々はシェアハウスとして改築されたので、
お部屋がたくさんありスイートホームウリエルを夢に見ていた私には理想の物件で、お部屋を見させていただいた時
ようやく夢を現実化させる決断ができました。
そのスイートホームウリエルのオープンは12月初旬を予定していまして、電話予約または24時間ネットからの予約が可能となります。
時間は3時間パックとまったり7時間パックをご用意させていただいています。
詳細はまた後ほどご紹介をさせていただく予定です。
そしてスイートホームウリエルは、
今までカフェウリエル保護猫プロジェクト基金として集まった、
カフェウリエルに設置させていただいている募金箱(¥43656)
そして私が個人的に制作している”うちの子はお姫さま”をテーマにせらちゃんをモデルとした「Seraphim」の売上を
今回のスイートホームウリエルの開設基金として使わせていただきます。
みなさま、ご協力ありがとうございます。
尚、カフェウリエルグッズの売り上げは保護猫さんたちの医療費、生活費、お外の猫さんのTNR費として使用させていただいています。
これからもこちらのカフェウリエル保護猫プロジェクト基金は、カフェウリエル、スイートホームウリエルにいる保護猫さんたちや
まだ出会えてないお外にいる仲間たちのために使用させていただきます。
決めたからにはいつも急発進な私をいつも助けてくれているスタッフさんや周りの方には大変ご迷惑をおかけしていますが、
ひとりでも多くの猫さんたちにずっとの家族とあたたかいお家ができて、そしてまた新たな命が助けられることを願って…
これからも皆さんに、そして見守ってくれているうりに幸せの報告ができるように、願っています。