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黒猫さんが黒いマットに完璧に擬態中!日常に潜むトラップを回避せよ

黒猫さんが黒いマットに完璧に擬態中!日常に潜むトラップを回避せよ

虫の音が響く涼しい夜が増えてきた今日この頃ですが、涼しいを通り越してヒヤリと肝を冷やすようなある体験をしたつぶやきが、ツイッター上に驚きと笑いを巻き起こしつつ拡散されています!

洗面所に敷いてある黒色の吸水マットによーく目を凝らしみると、なんとそこには黒猫さんが横たわっています!!
ツヤツヤな毛並みの輝きとクリックリに煌めく瞳のお陰でかろうじてその存在を識別することができますが、パッと見ただけで見分けるのは至難の技ではないでしょうか?
一歩間違えればうっかり踏んづけて『リアル猫踏んじゃった』な大惨事を起こしてしまいそうです。
ですが猫ちゃん自身は無垢な表情で可愛さを振りまいているだけに、これは怒るに怒れないですね。

この危機一髪な状況に自ら飛び込んでいったのは、半長毛の黒猫・巌窟王(がんくつおう)ちゃん(推定2歳・オス)。普段はがんちゃんと呼ばれています。

光沢があるのに加えてフサフサモフモフな長めの毛並みが猫好きさんのなでなで欲を触発しませんか?
そして、黒猫さんだからこそここまで際立つこのキュルンとした瞳で見つめられたら何でも許してあげたくなってしまいそうです。

飼い主の紗妃さんによると、がんちゃんは極度の甘えん坊さんだそうで、起きているときはよく紗妃さんの体に触れるように寝そべっているのだとか。

紗妃さんへの愛でいっぱいのお顔ですね!そしてもしかして自分の魅力をわかっているのかな?とも感じさせる表情に思えます(笑)
また、先住猫の大吟醸(だいぎんじょう)くんとも大の仲良しで、いつも仲良く一緒に遊んでいるそうです。

仲睦まじく寄り添う姿は見ているだけで癒されますね。
紗妃さん曰く、大吟醸くんは究極なまでの人懐こさ&寂しがり屋ということで、がんちゃんの甘えん坊な性格とベストマッチしたのかもしれません。
ちなみに2人の名前は、紗妃さんがお酒好きなことに由来しているそう。(がんちゃんの本名『巌窟王』は焼酎の名前)

黒マットに擬態しちゃった!の経緯

がんちゃん・大吟醸くん・紗妃さんの平和な日常に降って湧いたのが今回の事件。
シャワーを終えた紗妃さんが洗面所でドライヤーを当てようとした際、吸水マットに違和感を覚えてよくよく見るとなんとがんちゃんがいたのだとか。
いつも使用しているベージュ色のマットが洗濯中だったために一時的に置いたとのことですが、普段がんちゃんはそこで寛ぐことはなかったそうです。
いつもと違う黒色のマットだからこそ興味が湧いて乗ってしまったのかもしれませんね。
そんながんちゃんが仕掛けたトラップに紗妃さんは驚きのあまり大きな声が出てしまったそう。
一時がんちゃんは『てへぺろ』にハマり、最近はそのブームは去ってしまったようですが、もしかしたらこの時こそ披露するタイミングだったかもしれませんね(笑)

甘えん坊さんにこの技が加わればもう鬼に金棒な可愛さですね!

黒猫さんならではの日常に潜むトラップ

ところで例の黒マットは紗妃さんがすぐに撤去したそうなので、もう安心。・・・という訳にもいかないようです。
洗面所の黒マットがなくなっても、夜中のお手洗い等で家の中を歩く時にがんちゃんが闇に紛れて寄ってきたり、暗い階段で寝そべっていたりと、地面をしっかり見て歩かないと危ない状況がいっぱいだそう。

紗妃さんの気苦労に対してどこ吹く風といった様子のがんちゃんですが、共感する黒猫飼いの皆さんも多いのではないでしょうか?
それにしても、今回のような精度の高すぎるがんちゃんの擬態を紗妃さんが見破ることができた要因として、がんちゃんへの深い愛情以外に理由があるとすれば、それは紗妃さんの鋭い洞察力と細やかさかもしれません。
というのも紗妃さんはとある分野の作家活動の中でそれらを存分に発揮しているからなのです!

飼い主・紗妃さんは切り絵作家

切り絵作家・紗妃さんが生み出した超絶技巧の切り絵作品がこちら!

モチーフは様々ですが、どれもため息が出るほど繊細な美しさを放っていますよね!
デジタルで描き上げた緻密な絵をデザインカッターで切り、1つの作品に1〜2週間を費やして作り上げるそうです。

がんちゃんモチーフの切り絵も

そしてなんとがんちゃんがモチーフの作品も!これまでに4点制作されており、最近作られたものを制作過程に沿って見てみましょう。




毛並みと瞳を意識してがんちゃんの可愛さを表現しようと制作されたそうですが、毛の艶やかさといい瞳の輝きといい、がんちゃんの魅力がギューと凝縮されていて、特に黒猫好きさんにはたまらない作品になっています。
黒猫のがんちゃんは、もしかすると黒と白で表現する切り絵にぴったりなのかもしれませんね。

自分の切り絵をじっと見つめ、心なしか嬉しそうに見えるがんちゃん。
がんちゃんの切り絵は猫好きの思いが詰まった自己満足」と紗妃さんは謙遜しますが、愛猫への思いを自分の作品という形で残せるなんて本当に素敵なことですよね。

紗妃の切り絵作品はオーダーメイドすることもできるそうなので、興味のある方は是非問い合わせてみてください!