体には糞やゴミがたくさん！家族との散歩中に街中で出会った”長毛猫”を緊急保護して…

ある日、家族で散歩をしていた投稿者さんは餓死寸前の長毛猫に遭遇。体が汚れ、やせ細っていたその猫を見捨てることなどできず、保護を決意しました。

純血種のように見える長毛猫の体には、糞やゴミがたくさん付着。その姿から、外で生きていくことは難しそうに思え、投稿者さんは保護を決意しました。

すぐにコンビニへ行き、キャットフードを購入。猫ちゃんは初め警戒していたものの、あまりに空腹だったのか、フードをあげるとガツガツと食べてくれました。

暴れる元気もないのか、すんなりと抱っこをさせてくれたため、保護は成功。そのまま動物病院へ連れていくと、成猫なのに体重が1.5kgしかないことが判明。

獣医師さんには、汚れ方から1年以上野良猫生活をしていた可能性があると告げられました。

脱水と栄養失調が見られたため、点滴をしてもらい、毛玉だらけの被毛はバリカンでカット。1週間、自宅治療で体力を回復させることとなりました。

猫ちゃんの皮膚はただれ、体からはすさまじい悪臭が。投稿さんはどれほど、この子が頑張って外で生き延びてきたのかを感じ取りました。

その後、飼い主さんは猫ちゃんをお風呂に入れたり、保護届を出したりと大忙し。元の飼い主が見つからなかった場合は「うちの子」になってもらおうと考え、「ここ」という名前を贈りました。

保護から1週間後には動物病院で血液検査やウイルス検査を受け、健康状態を確認。お子さんたちとの交流も増え、ここちゃんはより家族の一員らしくなっていきました。

おそらく人に飼われていたであろう、ここちゃん。厳しい外生活を頑張った分、これからは幸せなことしかないニャン生を歩んでいってほしいものです。