投稿者さんはある日、傷だらけだった野良猫ゆきちちゃんを保護。ゆきちちゃんは全く人馴れしておらず、イカ耳で威嚇ばかり。一生懐くことがなく、触ることもできないのでは…と思いながらも愛情を注いだ結果、嬉しい奇跡が起きました。
鼻に大きな傷を負った、ゆきちちゃんはお外でとても頑張ってきたよう。自宅に迎えて1週間目は、まるで虎のような形相で激しく威嚇。耳を伏せ、歯をむき出しにし、投稿者さんを警戒していました。
2週間目に入っても、ゆきちちゃんは変わらず威嚇。猫の心を魅了する「ちゅ~る」を差し出すも、激しい猫パンチを受けてしまいました。
保護後1ヶ月経つと、少し落ち着きが見られてきたため、ケージから出てもらうことに。しかし、警戒心は変わらず。キャットタワーに引きこもり、家庭内野良猫のような状態に。
キャットタワーを占拠したゆきちちゃんは目が合うと、シャー。大好きな煮干しをあげようとしても、猫パンチをお見舞いします。
それでも、投稿者さんは諦めず、軍手をはめて、できるだけ手からご飯を与え、恐怖心を取り除こうと奮闘しました。
ゆきちちゃんはご飯を出すのが遅いと怒り、手からご飯をあげる際には軍手を噛むなど、自分の感情をストレートに表現。投稿者さんは、その一挙一動に翻弄させられながらも、ちゅ~るを活用して、距離を縮めることに。
そんな生活を2ヶ月ほど続けていると、ゆきちちゃんに変化が。初めて猫じゃらしに反応してくれ、ご飯の後には横でリラックスしてくれるようになったのです。
険しかった表情も日に日に柔らかくなっていき、ついに手で体を撫でることに成功!尻尾をピーンと立てる姿は、まさに家猫です。
人の手は、自分を撫でるためにあるもの。そう学習したゆきちちゃんはこれから、さらに甘えん坊にゃんこになっていきそうですね。