スポンサーリンク
トルコ随一の大都会イスタンブール。世界遺産など観光名所の多いイスタンブールは、猫の町としても知られています。
スポンサーリンク
タイル壁画が印象的なイスタンブールのある駅では、改札に猫の駅員さんが座っていました。通る人はみなにっこり。でも、騒がずにすっと通り過ぎます。この町では猫がそこかしこにいるのは、当たり前のことなのです。
時々特別に猫好きの人がやってくると、かしこい猫駅員さんをなでてくれます。猫駅員さんも満足そう。頭をスリスリします。
そんな平和な時間に鳴り響いたのが、自動改札機のブザー音。交通系ICカードを手にした女性が、エラーの出た改札の前で戸惑っています。さっと駆けつける猫駅員さん。「どうしましたか?」とたずねているようです。女性はタッチする場所を間違えていたようで、通りがかりの男性が教えてくれて無事に通ることができました。
ほどなくしてやってきた赤い服の女性もエラーが出てしまいました。「おかしいわ」とスマートフォンを取り出した女性。チャージ金額を確かめているのでしょうか。猫駅員さんは「ゆっくりどうぞ」と見守ります。
「ふぅ、今日も駅員さんのお仕事は、おおいそがしだ」と言うかのように、首を回して天井を見上げる駅員猫ちゃん。赤い服の女性はチャージができたようで、にっこりと会釈をして改札を通っていきました。
猫と人との距離感がとってもナチュラルな町・イスタンブール。そこかしこで「働く猫」の姿が見られるのかもしれません。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク